標識の読み方

公開日 : 2009年07月29日
最終更新 :

読者の方から「アメリカの路上駐車の標識の読み方が分からなくて適当にとめたら罰金の紙をもらってしまった。どうしたらいいの?」とメールをいただきました。今回は、標識の読み方と、罰金について書かせていただきます。

まず写真1

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これは「月曜日は午後3時〜午後5時まで駐車禁止」なおかつ「月〜日まで毎日週7日間(Daily)、午前9時から午後10時まで2時間までのみ駐車可能」という意味です。赤字は「禁止」のメッセージなので、要注意。おそらく月曜日のその時間は、ストリートクリーニングカー(道路を清掃する車)などが通る、もしくは周辺が渋滞する時間のため、駐車禁止なのではないかと思います。

写真2

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駐車禁止の部分は同じですが、その下の黄色いサイン。これは、月曜午後の駐禁に加え、毎日(DailyとEverydayは同じ意味)午前7時〜午後6時の間は、荷物などの積み下ろし(Loading)などの短時間(1分程度)の駐車のみOK、それ以外の駐車は一切禁止という意味です。

写真3

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こんなにサインがいくつもあると、英語がネイティブの人でも、しっかり読まないと間違えてしまうそうなので、非ネイティブの私たちはさらにじっくりよーく考えて読まないとだめですね。このサインは、まず月曜の午後3時〜5時は駐車禁止(全員に適用)、さらに特別なパーミット(許可)がある以外は午後6時〜深夜2時まで駐車禁止。ただし、午前9時〜午後6時までの間は2時間まで駐車可能という意味です。パーミットというのは、主にその通りなどに住んでいる住民がもらえる許可証で、これがあれば、禁止されているはずの夕方から夜中にかけての駐車ができるということです。

これらに加え、場所によってはコインを入れるタイプのパーキングメーターがある場合は、コインが必要です。機械によっては、1時間と書いてあっても、実際には1時間未満でコインがすべて落ちてしまい、赤の「時間オーバー」の表示になって罰金対象になる場合もあるので、いつも少し大目に入れておくのがよいと思います。

ちなみに自治体によって異なりますが、パーキングのチケットをもらってしまった場合、ロサンゼルスではオンラインでクレジットカードによる支払いができるようになっています。海外からの旅行者で、レンタカーだったら罰金を払わなくても大丈夫?と時々聞かれるのですが、アメリカの行政はナンバープレートからレンタカー会社を割り出し、レンタカー会社経由で日本にまで連絡がいったり、また次回レンタカーを利用する際に、罰金を払わないと借りられなかったりするようなので、これはすみやかに払ってください。

例:LA市の罰金サイト。なぜこれを知っているかというと、私もチケットを切られたことがあるから…

(汗)。放置しておくと、どんどんペナルティーが加算されるので要注意。

最後にオマケ。

ロスアンゼルス市内を走る際に欠かせないフリーウェイといえば、405。でもダウンタウン方面から走る場合などは、「San Diego Fwy」などという表記になっていたり、「405S」「405N」などという表記になっていることもあるので、フリーウェイを走る際は、常に番号と共にS(南)、N(北)などの方向を覚えておかないと分岐点であせることになります。要注意。

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