旧1ポンド硬貨 使えなくなる?!"£"
新しい"£1硬貨"が2017年3月末に発行されてから、約半年。
10月15日を持って、旧1ポンド硬貨での支払いはできなくなります。
街のお店やレストラン等、一切受け入れてもらえないと考えてよいでしょう。
万が一手元に残っていた場合や、お店のお釣りで知らずに受け取ってしまった場合は、
イギリス内の銀行にて換金可能ということです。
2017年5月に新5ポンド紙幣の流通による、旧5ポンド紙幣が法廷貨幣ではなくなりました。
また、今月2017年9月に新10ポンドの流通開始により来年春に、
旧10ポンドでの支払いが不可能となります。
2020年は新20ポンド紙幣が登場予定だそうです。
イギリスでは偽造通貨が横行しており、1ポンド硬貨においては30枚に1枚偽物が存在する
と言われています。
余談ですが、50ポンド紙幣は、小さな商店等では受け取りを拒まれることも多く、
通常の生活で目にする機会は全くと言ってよいほどありません。
ATMからも引き出せません。珍しく持っていると、カジノで勝ったのか?と聞かれます。笑
1ポンド硬貨に隠される技術の数々
世界的にも最先端の技術を駆使し、偽造通貨の作成を困難にさせています。
*12角形
*2種類の金属を使用
*ホログラム風デザインを一部採用
*非常に小さい文字を使用
*角の縁には交互に溝を掘る。
偽造通貨防止の為に、最新の高い技術を織り込んだ硬貨なのです!!
1ポンド硬貨デザイン
イングランド:ローズ、ウェルッシュ:西洋ネギ、スコットランド:アザミ、北アイルランド:クローバー
イギリスの伝統的な植物が描かれています。
公募で選ばれた15歳の少年のデザインが採用されています。
左)旧 右)新
the royal mint HPより新1ポンド硬貨
Bank of England HPより 新10ポンド紙幣
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