あなたもナニかに会えるかも。。。?:パブ『Viaduct Tavern』

公開日 : 2017年06月20日
最終更新 :

ロンドンに数ある老舗パブの中でもかねてから行ってみたかった1875年に作られた「Viaduct Tavern」。

1.jpg

内装は1898年から1900年に改装されて以来そのまま。

天井の高いこのパブは昔は高級ジン・バーとして始まり、木の色から 天井に掘られた模様、皮の椅子に、壁に飾られた大きな絵まで何から何まで気取らず上品で、かつ暖かい雰囲気を醸し出しています。

ヴィクトリア朝のジン・バーとしてはロンドンでは最古のものになのだそうです。

2.jpg

中央裁判所の向かいにあるViaduct Tavern。

かつて目の前の交差点は公開処刑所だったとか。。。

実は地下に大昔に実際使われていた牢屋が残るこのパブ。「幽霊を見た」などという噂が絶えません。

暗闇で電気のない中数十人が詰め込まれていたという牢屋は、食べ物が上から投げ落とされた穴なども残るとても貴重なものだそうで、

店内がもしもしすいていると稀に見学させてくれるそうな。(私が行った時は4時半頃でちょうどぼちぼち人が入りだす時間帯。"Sorry(ごめんね)"と言われてしまいました。次回こそ!)

それはさておき。

折角なのでジンを頂いたらよかったのですが、この日の気分はどうしてもサイダーだったので。

ガラス張りのシックな絵の隣にある高いすに腰掛けて、一杯。

3.jpg

この入って右側の壁いっぱいにあるガラス張りの大きな絵の一つ、右端に大きく焦げた穴があります。

第一次世界大戦の時にできた弾痕と教えていただきました。

4.jpg
5.jpg

100年以上の歴史を持つViaduct Tavernが放つ雰囲気は独特で心地よいものでした。

様々なストーリーからできているパブで気軽に時間が過ごせる、そんな贅沢な時間もロンドンではできてしまうんですね〜。

また、ここはセント・ポール大聖堂やスミス・フィールドミート・マーケットなどその他多くの歴史的建造物に囲まれているので、ぶらり散歩のついでパブ としても是非立ち寄ってみても?

ナニかに会えるかもしれません。。。。

住所:126 Newgate St, London EC1A 7AA

電話:+44 20 7600 1863

Web:www.viaducttavern.co.uk

日本語対応:なし

最寄駅:St.Paul's駅

無料WiFiが使えます

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。