こんぺいとう?それともコンフェイト?
女子が集まれば、仕事、プライベート、いろいろな話題が飛び交うのは世界共通。ポルトガルでも昼食後に同僚や友人どうしでカフェを楽しむの光景が見られます。
ポルトガルの食事の取り方(例※)をあげてみると(※個人差があります)、まず8時ころに朝食をカフェとともに軽く取り、仕事の合間の11時ころにカフェブレイク、13時ころに昼食を取ったら食後にカフェ、16時ころにまたカフェブレイク、そして21時ころに夕食のちカフェで締め...なんともカフェの一日の登場率が高いこと!!
ここで一つ豆知識。「カフェ」と言っても指す物が日本と違います。
実はエスプレッソなんです!
これを大体のお客さんは昼・夕食後に一杯飲んで帰られます。カフェテリアなどで注文すると大体スティックシュガーが2本ポンっとおかれるのですが、入れなくてもクレマ(泡)もとっても滑らかで、意外に飲みやすいんですよ。
もちろんこの「カフェ」だけではなくて、ガラォン(ホットのコーヒー牛乳)、ガロット(アメリカンコーヒーの濃縮版)など種類も豊富です。
昼食後のカフェブレイクになると甘~いお菓子はお供に必須♪
基本的な材料は卵、小麦粉、バターや牛乳などの乳製品といたってシンプルなんですが、バリエーションはかなりあります。
一番有名なのはこれ、
エッグタルトとして日本でも名の知れた「パステル・デ・ナタ」です。
ちょっとだけ温めてもらったこのパステル・デ・ナタの上にシナモンパウダーと粉砂糖をかけていただくと、もう満面の笑みを作らずにはいられません!
このお菓子で有名なお店がベレンという中心地からは少し外れたところにあるので、後ほど御紹介いたします。
お菓子一つひとつにちゃんと名前もついていて、それがまたユニークなんです。
[引用:http://acucareafetomimosgastromonicos.blogspot.pt/2012/06/pao-caracol-de-presunto-e-queijo.html]
この渦巻き型のお菓子は「カラコル(=かたつむり)」
[引用:http://laricasdajulia.blogspot.pt/2008/06/palmeira-doce-usei-massa-folhada.html]
そしてこちらの"源氏パイ"のようなお菓子は「パルメラ(=やし)」
というんだそうです。
初回の御挨拶を兼ねた記事に"日本とポルトガルのつながりは意外に深い"というようなことを申し上げましたが、みなさんになじみのあるお菓子がポルトガルにも存在します。
コンフェイト(=こんぺいとう)
パォン・デ・ロー(=カステラ※とはいっても中は半熟状態。一時期日本でも流行りましたよね。)
さらには長崎名物「鶏卵そうめん」とそっくりのお菓子もスーパーで見かけられます。
ポルトガルにいらしたら、ちょっとした観光の合間に立ち寄ったカフェで自分のお気に入りのお菓子を探す、というのも面白そうですよ:)
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