ドイツ鉄道の切符の買い方と、ICE/ICの乗車方法

公開日 : 2018年09月15日
最終更新 :

ドイツの都市の移動に欠かせないドイツ鉄道。ドイツ語ではドイチェ・バ-ン、もしくは省略して、DB(デ-ベ-)と言います。以前は、遅れるしサービス悪いといった悪評が高かったですが、民営化されて以来徐々にましになってきました。もちろん日本のJRのサ-ビスにはまだまだ及びませんが、ヨーロッパ内ではかなり良い方かと思います。

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小さな町の場合は、単に並んでカウンタ-の順番待ちをしますが、たいていの大きな駅は、ライプツィヒと同じようなシステムです。

次に、ICE/ICの乗り方です。

まず、自分が乗る電車が何番線から出発か、掲示板で確認します。

そのホ-ムに行って、表示を再度確認してくださいね。

次に、車両番号を確認します。

座席指定をした場合には、チケットに車両番号等が記載されます。

Wg.とかかれているところが、車両番号。Wg.31とありましたら、31号車ということです。ただ、日本の新幹線の駅のように親切に表示されていません。

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まず、表記されている出発時刻で自分の電車を確認します。赤丸の位置が現在地で、A,Bという表示はホ-ムに表示されている位置です。

そこに書かれている自分の車両と現在地を確認してくださいね。

車両がホ-ムのどの位置かがわかりましたら、そのあたりに移動します。

乗車しましたら、予約した席を探してください。

切符にPl.と書かれているところが座席番号です。そして、Fensterが窓際、Gangが通路側ということです。

もし、座席指定しないで乗車する場合、日本の新幹線などとはシステムが違います。

新幹線は自由席の車両が決まっていますが、ドイツのICE/ICは、自由席と指定席が車両内で混合しています。

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また、指定席でも、指定されている区間以外の区間は、自由に座って構いません。

例えば、ベルリンからライプチッヒに乗車する場合に、ライプツィヒーミュンヘンと表示された座席に、ライプツィヒまでは自由に座って構わないわけです。

ライプツィヒからが指定席になります。

それから、乗車するまでに日本のような検札機に切符を通すことはなく、車内での検札のみになります。

日本の新幹線などとは少しシステムの違うドイツのICE/ICですが、ICEではWifiの無料接続サービスもありますし、どうぞ快適な列車の旅をお楽しみください!

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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