ラルナカ塩湖
こんにちは皆様!
冬季は、塩湖に水が張り渡り鳥がやってきます。2000〜12000羽ものフラミンゴが11月頃から3月頃まで滞在し、また野生の水鳥や海辺の鳥も見ることが出来ます。フラミンゴは、塩湖に生息する小さい塩水エビ別の名をブラインシュリンプと呼ばれるミジンコに近い微生物アルテミア・サリナを主な食料としています。体長は、わずか1ミリメートルで世界各地の塩湖に生息し、1億年もの間姿が変わっていないため生きた化石とも言われているそうです。100年単位の間、卵の状態で乾燥状態を耐え生命を維持することが出来るそうです。フラミンゴが何故ピンク色なのかというと、エビなどの甲殻類やケイ藻類などを食べるからだそうです。またキプロスで1羽だけ黒いフラミンゴが群れの中に発見されています。とても貴重らしく、黒変種と言われ黒色の色素であるメラニンが過剰に増え突然変異により真っ黒になったのではと考えられています。現地の人曰くフラミンゴの群れのボスだと言っていましたがどうなんでしょうか。もし見れた日には何かご利益がありそうですよね。フラミンゴがアルテミア・サリナなど食料を見つけられなくなると次の目的地Akrotiriアクロティーリ湖やアフリカなどへと旅に出ます。塩湖の周りに沿って散歩道があり合計4キロメートルの長さがあり、歴史的建造物カマーレス水道橋へと繋がっています。様々なお花や木々などの植物鑑賞を楽しめ、キプロス人の人気のウォーキングとジョギングの場所となっています。周辺にはお手洗いやコンビニなどの施設がないので飲み物とお手洗いは事前に済ませておくことをお勧め致します。1980年までは、ラルナカ塩湖の塩は収穫されて売られていた塩産業があったそうです。それが、現在では渡り鳥の食料のため廃止されてしまっています。塩産業が盛んだった頃は、村の若者達がロバを使って塩を回収して働いていたそうです。ラルナカ塩湖産の塩是非試してみたいですね。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。