師走の嵯峨野・広沢の池「川魚あります」

公開日 : 2018年12月19日
最終更新 :
筆者 : Akio

《初冬の風物詩、広沢池の鯉揚げ》

今週22日(土曜日)は二十四節気の一つ『冬至』です。

冬至は、一年で最も日の出が遅く、日の入りが早くて夜が長く感じますね。

今の時期の嵯峨野・広沢の池では、水の抜かれた景色が広がっています。

池では、初冬の風物詩とも言える、水抜きと鯉揚げが行われ、

ここで穫れた川魚が販売されています。

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広沢の池は、毎年春に鯉や鮒の稚魚一万匹が放流され12月に入ると、

池の水が抜かれ魚の販売となります。

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川魚は、地元の人や料亭の方々が買いに来られています。

値段表には、「こい・ふな・もろこ・えび」。

販売は、なくなり次第終了との事です。

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広沢池は、春は桜。夏は精霊流し。

秋は紅葉と四季折々の美しい景色が広がり水鳥も多く見かけます。

池の正面に見える山は「遍照寺山」(231m)。

「広沢の池にやどれる月影や 昔をうつす鏡なるらん」 後鳥羽院

12月の広沢の池。

師走を感じる「鯉揚げ」の風景が広がっています。

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《広沢池》

〇所    京都市右京区嵯峨広沢町

〇交通アクセス JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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