【京都】「伊根湾」に打ち上がる約1200発の花火

公開日 : 2018年08月26日
最終更新 :
筆者 : Akio

行く夏を送る「伊根の花火大会」

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8月25日。関西ラストの花火大会を見に伊根に行きました。
京都市内から伊根までは、車で三時間程の距離です。
夕暮れ近づく伊根に着きました。
伊根はかつて映画「男はつらいよ寅次郎あじさいの恋」や、NHKドラマ「ええにょぼ」でも舞台となりました。

舟屋の景色は、まるで家々が海に浮かんでいるようにも見えます。
伊根湾の沿岸にはこのような「舟屋」が約230軒。
軒を連ねています。
舟屋は、船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた家屋です。
船を収納する一階、二階は網の干し場や漁具置き場として使われています。

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重要伝統的建造物群保存地区

伊根の町は、山が近く前は伊根湾。舟屋は明治時代に集落に道路を敷いた際に、
海側に舟置き場や蔵などを集積させたのが現在の特長ある伊根の町並みのはじまりとされています。
周囲5キロメートルの湾に沿って舟屋が立ち並ぶ風景は、ここにしかない詩情浮かぶ景色で、
「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

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月と青島

夕景から夜景へと移る伊根湾。
月が水面に映っています。
写真右の島は「青島」。

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伊根湾に打ち上る花火

午後8時30分。
ドーン ドーン。
伊根湾海上から花火が打ち上がりました。

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大きな音が伊根湾に響きます。

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大輪の花火に浮かび上がる、舟屋の町並み。

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次々に打ち上がる約1200発の花火。

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関西の花火大会は、七月後半から始まり、8月はじめに多く、8月26日の伊根の花火大会は、
まさしく夏を送る、花火大会かも知れません。

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この夏は、豪雨や酷暑の厳しい夏でしたが、来週土曜からは9月です。
行く夏を見送る伊根の花火大会でした。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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