古都の夜空に1万3千発「京都芸術花火」
《京都芸術花火》
5月30日の夜、伏見区の京都競馬場では、文化庁京都移転を記念する、
花火と音楽が共演する『京都芸術花火大会』が行われました。
京都市内で、大がかりな花火イベントが開かれるのは2005年以来13年ぶりとの事。
この芸術花火大会には、全国16社の花火師らが参加。
観客は1階のコース前と2階スタンド席に約2万4千人。
芸術花火とは、音楽のリズムや曲調にシンクロする様に
花火が打ち上って来ます。
PM19.45分。
いよいよ花火の始まりです。
一曲目は、QUEEN「Iwas Bone to Love You」。
フレディ・マーキュリーの突き抜ける歌声が流れると、
花火がドドン~~~と上りました
《夜空に打ち上る花火》
芸術花火とは、国内最高峰の花火師達の芸術玉を中心に構成され
音楽のリズムや曲調にシンクロする様に花火が打ち上って来ます。
「芸術花火大会」は、全国でも開催されていて5月19日には福岡・海の中道芸術花火大会が行われました。
京都はこの夜、文化庁京都移転を記念して5月30日。
今年はこの後、9月8日・札幌にてモエレ沼芸術花火、
10月14日には、名古屋港にて名港水上芸術花火が予定されているそうです。
次々と打ち上る花火は、約一時間。
約1万3千発の花火が夜空に広がります。
大輪を咲かせる大きな尺玉花火の直径は、約300メートル。
雨が心配な天気でしたが、夕方には雨も上がり、月も出て来ました。
《視覚・聴覚に響いてくる花火大会》
「芸術花火」では音楽のリズムや曲調に合わせて
打ち上る花火が構成されています。
流れる曲は、全11曲。
ハナミズキ 一青窈
Hello Beyonce
Habanera Maria Callas
べートーベン交響楽第9番二短調・・・・・・・・・
それは、世代を越えた名曲と相まり、視覚と聴覚に深く響いてくる花火大会。
パっと開く花火。
残存光のある花火。
耐空時間の長い花火。
花火の美しさとは、春の桜や秋の紅葉にも似て
儚さと美しさを併せ持っているからなのでしょうか。
それぞれの花火にスタンドからは大きな拍手が沸き起こりました。
ラストは中島みゆきさんの名曲「誕生」。
5月30日の京都芸術花火大会でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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