平安京を思う「羅城門跡・西寺跡」
「羅城門跡へ」
平安京の歴史を思う羅城門跡へ行きました。
羅城門跡とは、平安京の入り口の門です。
羅城門の跡地には、九条通りに面した児童公園の中に石碑が建っています。
九条通りに立つとすぐ近くに東寺の五重塔が見えます。
横断歩道を渡ると羅城門跡です。
羅城門跡は現在、児童公園となっていて『羅城門遺址』の
石碑が建てられています。
「平安京とは」
↓写真は、京都アスニーで展示されている平安京の復元模型。
中央に真っすぐに伸びているのが、朱雀大路(幅約70m)。
画面下の平安京入口の門が羅城門。
羅城門の左右には、「東寺」「西寺」。
「東寺」と「西寺」は、左右対称で、ほぼ同じ大きさの寺院だったそうです。
西寺は今はありません。
「スマホアプリAR西寺・羅城門」
ここで、スマホを取り出し、「AR西寺・羅城門」を起動させました。
「AR西寺・羅城門」アプリは 京都市南区役所と花園大学が共同研究して
配信されているアプリです西寺や羅城門があった場所に行くと、360°パノラマで、羅城門や西寺が出てきます。
羅城門とは、794年に遷都された平安京の真ん中を南北に通ったメインストリート・平安京の正門でした。
羅城門の大きさは左右33メートル、奥行8メートルで二重閣瓦屋根構造でした。
門の内側に九条大路があり,外側にも門外大路があったそうです。
羅城門は816年の大風で倒壊した時には再建されましたが、980年の暴風雨で損傷してからは
修理されることはなく荒廃して行ったそうです。
「羅城門跡から西寺跡へ」
羅城門跡から、住宅街を西に抜けて
西寺跡に向かいます。
徒歩で約10分。西寺跡に着きました。ここも公園になっています。
「AR西寺・羅城門」アプリの起動範囲内で、当時の景色が画面に
写っています。
西寺が建てられたのは、平安遷都とほぼ同じ頃の796年。
しかし五重塔は天福元年(1233年)に焼失。以後、再興される事は、なかったそうです。
丘の上には、「史跡 西寺跡」の石碑が立っています。
五月連休の青空の下・・・・
遠い歴史を思う羅城門跡と西寺跡でした。
《羅城門跡》
〇南区唐橋羅城門町花園児童公園内
〇市バス「羅城門」下車すぐ
《西寺跡》
〇所 京都市南区唐橋西寺町
〇アクセス 京都市営バス 西寺前下車3分。
JR西大路駅から、徒歩15分位。
《スマホアプリ》
〇AR西寺・羅城門
「AppStore」 「GooglePlay」からダウンロード出来ます。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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