白川「祇園をよぎる桜月夜」

公開日 : 2018年03月28日
最終更新 :
筆者 : Akio
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今週は天気の良い日が続いています。

桜を眺めながら木屋町から祇園白川へと歩きました。

木屋町通には、二条(二条通)から五条(五条通)まで高瀬川沿いに

染井吉野など約320本の桜の木があり、桜の咲く期間はライトアップされています。

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どんぐり橋から鴨川の眺め。

川べりの桜も満開です。

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南座前を通って祇園白川に入りました。

祇園白川には染井吉野・枝垂桜・山桜・里桜があり、

3月下旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎えます。

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見上げると桜は満開。

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白川沿いには、祇園をこよなく愛した明治の伯爵歌人、

吉井勇の歌碑があります。

「かにかくに

祇園はこひし 寝るときも

枕の下を 水のながるる」   (吉井勇)

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桜の中に月が見えました。

かつて、歌人・吉井さんも祇園の月を眺めておられたのでしょうか。

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続いて、明治の歌姫・与謝野晶子の句。

「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢ふ人 みな美しき」 与謝野晶子。

宵月夜の祇園界隈の桜景色が伝わって来ます。

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祇園から清水へと夜桜見物に出かけ、夜空に浮かぶ月を愛でながら

詠まれたのでしょうね。

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祇園白川の桜は満開です。

《祇園白川》アクセス

〇アクセス 京阪祇園四条駅、阪急河原町駅から徒歩5~6分。

〇散策自由

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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