彩りの時を迎えた「真如堂」。

公開日 : 2017年11月14日
最終更新 :
筆者 : Akio

左京区紅葉の名所、「真如堂」。

正式な名前は真正極楽寺。

紅葉の中に、三重塔が見えました。

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真如堂は、平安初期に円仁が霊木で彫った天下三如来のひとつ阿弥陀如来を

本尊として堂宇を建てたのがはじまり。

境内には三重塔、書院、元三大師堂、鐘楼などの伽藍が並び

山門から本堂まで、ゆるやかに延びる参道の両側からは、赤く色づいた楓が枝垂れています。

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真如堂へのアクセスは、市バス錦林車庫からも近くて、

錦林車庫バス停から、徒歩10分位の距離です。

南禅寺から徒歩の場合、15分位。

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錦林車庫の、「錦林」と言う名の由来ですが、この辺りは 

かつて深い森と小山の一帯でした。

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秋の紅葉の頃は、錦の織物のように美しい所から、

錦林と呼ばれるようになったと伝わっています。

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境内に広がる景色は、もみじや楓と共に、桜や銀杏や常緑樹の

紅葉した風景が圧巻です。

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赤と緑の、もみじ。

その奥に、銀杏。

それぞれが重なり合い、とても美しい色合いです。

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真如堂の四季は・・・・

冬は白い雪の日があり、春には桜。

桜の後は、青もみじ。

梅雨は紫陽花。

夏から秋は、萩。

そして今、紅葉の時を迎えています。

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参道裏から見上げた紅葉景色。

青もみじの上に、赤もみじ。

そして、その奥に黄金色の銀杏。

見頃を迎えた真如堂の紅葉風景でした。

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 《真 如 堂》(真正極楽寺)

〇所    京都市左京区浄土寺真如町82

〇アクセス バス停・錦林車庫前から徒歩10分位

      南禅寺から徒歩約15分位(1.3km)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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