羅漢1200像が見る紅葉「愛宕念仏寺」
嵯峨野には紅葉の名所が数多くありますが、この時期は何処も混雑しています。
しかし嵯峨野の一番奥、清滝トンネル手前にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)は
比較的空いています。
それは、アクセスが不便なのと、渡月橋辺りから徒歩で30分近くかかる為
ここまで、たどり着く人は少ないからです。
今週は連休もあり、渡月橋周辺はかなりの混雑となりますが
愛宕念仏寺まで来られたら、ゆっくりと散策しながら紅葉を愛でられます。
愛宕念仏寺は、別名・千二百羅漢の寺とも言われ、境内には千二百の羅漢様がおられます。
この時期の千二百体の羅漢様は、紅葉景色の中、苔に覆われています。
「羅漢」とは、インド原語サンスクリット語から伝わる、
仏法を守護する聖人の意味だそうです。
愛宕念仏寺の「千二百羅漢」は
昭和56年、仁王門の解体復元修理を行った際、寺門興隆を願って
境内に羅漢の石像を充満させたいと発願したのが始まりとの事。
一体一体すべてが一般の参拝者自らの手によって彫られたもので、
発願10年後には1,200体となり「千二百羅漢」と呼ぶようになりました。
見頃を迎えた愛宕念仏寺の紅葉。
羅漢1200像が見る錦秋景色が広がっています。
《愛宕念仏寺》
〇〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
〇拝観時間 8:00~17:00 休日:無し
〇拝観料 300円
〇交通 京都バス 愛宕寺前(おたぎでらまえ)バス停から徒歩スグ
〇渡月橋から徒歩は、約30分位
(化野念仏寺から鳥居元を過ぎ、清滝トンネルの手前です。)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。