羅漢1200像が見る紅葉「愛宕念仏寺」

公開日 : 2017年11月21日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵯峨野には紅葉の名所が数多くありますが、この時期は何処も混雑しています。

しかし嵯峨野の一番奥、清滝トンネル手前にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)は

比較的空いています。

それは、アクセスが不便なのと、渡月橋辺りから徒歩で30分近くかかる為

ここまで、たどり着く人は少ないからです。

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今週は連休もあり、渡月橋周辺はかなりの混雑となりますが

愛宕念仏寺まで来られたら、ゆっくりと散策しながら紅葉を愛でられます。

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愛宕念仏寺は、別名・千二百羅漢の寺とも言われ、境内には千二百の羅漢様がおられます。

この時期の千二百体の羅漢様は、紅葉景色の中、苔に覆われています。

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「羅漢」とは、インド原語サンスクリット語から伝わる、

仏法を守護する聖人の意味だそうです。

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愛宕念仏寺の「千二百羅漢」は

昭和56年、仁王門の解体復元修理を行った際、寺門興隆を願って

境内に羅漢の石像を充満させたいと発願したのが始まりとの事。

一体一体すべてが一般の参拝者自らの手によって彫られたもので、

発願10年後には1,200体となり「千二百羅漢」と呼ぶようになりました。

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見頃を迎えた愛宕念仏寺の紅葉。

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羅漢1200像が見る錦秋景色が広がっています。

《愛宕念仏寺》

〇〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5

〇拝観時間 8:00~17:00 休日:無し

〇拝観料 300円

〇交通 京都バス 愛宕寺前(おたぎでらまえ)バス停から徒歩スグ

〇渡月橋から徒歩は、約30分位

    (化野念仏寺から鳥居元を過ぎ、清滝トンネルの手前です。)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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