秋を迎えた世界遺産「平等院鳳凰堂」。
秋を迎えた宇治の平等院。
平等院が建てられたのは、今から965年前の1052年(永承7年)。
鳳凰堂は、2014年に修復され、当時の艶やかさを取り戻しています。
それにしても、何と優雅な建物なのでしょうか。
鳳凰堂は、鳳凰の鳥が舞い降りた形を表現していると
言われています。
建物は両側に鳥の羽根の様に建物が延び、背後には鳥の尾の様に尾廊(びろう)が付いています。
どの角度から見ても実に美しい建物です。
平等院は、994年に世界遺産に登録されています。
平等院鳳凰堂は、約一千年前の平安貴族が夢見た
極楽浄土の世界を表現した建物です。
平安時代は貴族による寺院の建立が相次いだのですが、建物や庭園や仏像等、
全てが現存されているのは、ここ平等院のみです。
また、併設されているミュージアム鳳翔館では、グラフィカルな映像や資料での紹介と共に、
梵鐘や雲中供養菩薩のほか、鳳凰堂内部の極彩装飾を復元した展示も見ることが出来ます。
秋を迎えた平等院。
池の畔では萩の花が咲いています。
これからの、平等院の紅葉ですが、見頃は10月後半から12月初めです。
紅葉は境内の至る場所で色付いて来ますが、
特に人気が高い所は、鳳凰堂周辺の紅葉です。
《平等院》
〇住所 〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
〇アクセス 京都駅から JR奈良線「宇治」下車
三条京阪から 京阪本線「中書島」→京阪宇治線「宇治」下車
〇駐車場 なし ※周辺に民営の駐車場あり
〇拝観料 入園+鳳翔館 一般600円 中高生400円 小学生300円
鳳凰堂内部拝観 一人300円
〇拝観時間 庭園 8:30~17:30 平等院ミュージアム鳳翔館 9:00~17:00
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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