素晴らしい京人形の世界。
四条通り、京人形の田中彌さんは、創業1808年(文化五年)から
200年以上、 四条で営業を続けられている老舗の人形店です。
ショーウィンドウには
季節毎に素晴らしい人形が展示されています。
今は雛人形。
一階奥に広がる京町家と雛人形に見入ってしまいました。
二階は、京雛。
人形の歴史は京の町を中心として発展してきたようです。
平安時代、貴族の子供達の間で、「ひいな人形」を使っての
ままごと遊びのようなものが流行し、これが京人形の始まりだそうです。
江戸時代に入ると、すべてが江戸中心、将軍中心に変わっていきますが、
人形については、京都を中心に発展を続け、江戸時代末期には、
御所人形が生まれ、宮廷から諸大名への贈答用としても重宝されました。
京人形の制作工程は、頭、髪付、手足、小道具、着付など、
工程が細かく分業化され制作されているそうです。
檜扇から流れる紐まで繊細。
田中彌さんの素晴らしい人形さんの世界に
春を頂きました。
《京人形の田中彌》
〇所 〒600−8005 京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町9番地
阪急河原町駅から徒歩五分。
地下鉄四条駅から徒歩5分。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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