松尾大社の山吹
右京区の 松尾大社です。
松尾大社は 四条通りを 西に真っ直ぐに進み 桂川を渡った所にあります。
電車では 阪急電車 嵐山線 『松尾駅』から 徒歩三分です。
松尾大社は、 古来より平安京の守り神として信仰を集めて来ました。
新緑の五月・・・・・美しい青もみじが 出迎えてくれました。
もみじと 言いますと 紅葉が綺麗ですが
今の時期の 青もみじの色も とても美しいですね。
松尾大社は 御酒の神様としても有名で 本殿前には、こもかぶりの
酒樽が並んでいます。
今、松尾大社には、黄金色に輝く山吹が満開になっています。
この日も沢山の人が 見に来られていました。
特に、山門をくぐった所を流れる 一ノ井川にかかる 山吹の群生は見事です。
境内には 約3,000株の山吹が 咲いています。
山吹は、万葉時代には庭に植えられていたそうで・・・枝が、しなやかに
振れる事から「山振」とも言われていたそうです。
水辺を好んで咲き、万葉集にも その様子は 詠われて来ました。
山吹の色といえば、オレンジ色に近い 濃い黄色のことで・・・・
小判の色を例える時に 使われて来ました。
日本画の顔彩や 染の染料にも 山吹色は 出て来ます。
山吹はバラ科の花で・・外国に紹介する時は イエロー・ローズ(黄色いバラ)・・・
又は ジャパン・ローズ(日本のバラ)とも 紹介されているそうです。
五月初めの 松尾大社・・・・・・・美しい山吹の 世界が 広がっています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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