多民族国家を感じるジョホールバルの中心部を歩く

公開日 : 2019年03月20日
最終更新 :

以前にもこちらでご紹介しましたが、ジョホール・バル(Johor Baharu)は、マラッカ海峡に沈む美しいの夕日を見ることができます。フォトジェニックで自然の美しさをかんじられます。

市内中心部は再開発に沸いているため、高層ビルが林立していて、東南アジアらしいエネルギーに満ちています。というか、訪れるたびに街が整然とされていく印象です。

ペナン島やクアラルンプールもそうなのですが、半径500mほどのエリアにさまざまな民族の寺院や礼拝所があります。この風景をみるたびにマレーシアが多民族国家でさまざまな民族が共生していることを実感します。

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柔怫古廟(Johor Bahru Old Chinese Temple)は、130年もの歴史を持つ道教寺院。ショッピングモールやビルの谷間にありながらも、中に入ると凛とした空気に包まれます。

施設名:柔怫古廟(Johor Bahru Old Chinese Temple)

住所:Lot 653, Jalan Trus, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor

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その斜め向かいには、シーク教寺院のグルドワラ・サヒブ(Gurdwara Sahib)。シーク教徒の男性はは頭にターバンを巻いている姿が印象的です。寺院内では無料の食事(フリーミール)がふるまわれているのだそうです。

シーク寺院

施設名:グルドワラ・サヒブ(Gurdwara Sahib)

住所:Jalan Trus, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor

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すぐそばにはヒンドゥ教寺院のアルルミグ・ラジャマリアマン(Arulmigu Rajamariamman)。このあたりはリトル・インディアで宗教の異なる2つの寺院が同じ町内にあります。

マレー鉄道のターミナルJBセントラル駅(Johor Bahru Sentral Railway Station)周辺にこれらの施設が多いのは、やはりターミナル駅で多くの人が行き交うからでしょうか。異国というものを肌で感じられます。

ヒンドゥ寺院

施設名:アルルミグ・ラジャマリアマン(Arulmigu Rajamariamman)

住所: 1 A, Jalan Ungku Puan, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor

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中心部からちょっと距離がありますがスルタン・アブ・バカール・モスク(Masjid Jamek Sultan Abu Bakar)はブルーと白の外観で知られるJB屈指の観光スポットでもあります。

施設名:スルタン・アブ・バカール・モスク(Masjid Jamek Sultan Abu Bakar)

住所:Jalan Gertak Merah, Masjid Sultan Abu Bakar, 80000 Johor Bahru, Johor

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そしてもう一つ、ジョホール・バルにはちょっと珍しいヒンドゥ寺院があります。ガラスのヒンドゥ寺院の通称で知られるアルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプル(Arulmigu Sri Rajakaliamman Glass Temple)です。

外観のゴブラムもガラス製ですが、内部に入るとびっくり!壁から天井、床までキラキラと輝くガラスでできています。世界初のガラスの寺院とのことで、一見の価値あり!?かもしれません。

施設名:アルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプル(Arulmigu Sri Rajakaliamman Glass Temple)

住所:Jalan Tun Abdul Razak 1/1, Wadi Hana, 80300 Johor Bahru, Johor

※入場料RM10(約273円)

※ややわかりにくく、人通りの少ない場所にあるのでタクシーなどを利用した方がよいかもしれません。

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マラッカ海峡沿いには、さまざまな文化の交差するマレーシアの都市が多くあり、エキゾチックな雰囲気を味わいながら街歩きができるのが魅力です。

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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