マレーシアの単一農場のカカオ ①極上チョコレート

公開日 : 2018年10月10日
最終更新 :

世界のトップ10に入るカカオの産地マレーシア。

お土産の定番となっているチョコレートのベリルズ(Beryl's)などが知られています。

そしてここ数年、注目されているのが単一農場(Single Estate Farm)で採れたカカオを使ったプレミアチョコレートです。

単一農場といえば、コーヒー豆や紅茶などにも使われる表現で、クオリティの高いイメージがありますね。

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今回クアラルンプールのスーパーのチョコレートコーナーで見つけたのはベンズ・チョコレート(Benns Chocolate)の板チョコレート。

単一農場のカカオだけを使い作られたビーン・トゥ・バー(Bean To Bar)です。

こちらはパハン州スンガイ・ルアン(Sungai Ruan)のコー・カカオ・ファーム(Koh Cacao Farm)で採れたカカオを使ったもの。

カカオ農場のある地名が、そのままチョコレートの銘柄となっています。

パッケージの中にはエステートと生産者を紹介するカードが封入されていました。

カカオの含有率72%で、さらにカカオニブズ(Cacao Nibs)といってカカオを砕いたものが入っています。

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値段は10cmの正方形型でRM14.9(約409円)。

スーパーで売られているほかのマレーシア産のチョコレートと、やや高めの価格です。

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開けてみると見た目は普通にチョコレートでした。

気になる味はというと......

カカオ70%超えなので、ビターなのは想像できましたが、口に入れるとカカオの風味がはっきりとします。

カカオニブズが入っているので、特に独特の苦味と香りが際立つのだと思いますが、チョコレートというよりも、まさにカカオのバーです。

マレーシアのスイーツとしては今までにない、上品で甘さが控えめな大人味のチョコレートといった印象。

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甘いのが苦手な人や、いつもと違うマレーシアのばらまき土産としてもよいかもしれません。

【データ】

ベンズ・チョコレート(Benns Chocolate)

住所:Lot No. 1, Jalan CJ 1/6C, Kawasan Perindustrian Cheras Jaya, 43200 Batu 11 Cheras, Selangor

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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