ボボリツェの城/門の側にある小さい象、見て触ると良いことがある!

公開日 : 2018年03月25日
最終更新 :

ポーランド南部にあるシロンスク県に属し、カトヴィツェから54km北東に位置しています。

私はカトヴィツェより車で1時間ほどで行きました。

IMG_0869.jpg

このお城は、鷲の巣古城街道の一つです。

鷲の巣古城街道の説明はこちら

ポーランドへ来たらお城を訪れないわけにはいきません。25の城を巡るこの街道はポーランドで最も人気のある観光街道で、全長は163kmあります。自転車用ルートも整備され、188kmあります。この街道一帯の多くの地域は1980年より「鷲の巣景観公園」として自然や景観の保護が行われています。晴れた日に自転車で走破すると自然を楽しめると思います。

ちなみに、鷲はポーランドの象徴です。ポーランドの国章には白鷲が描かれています。

IMG_0884.jpg

ハンサムで背の高い案内人が部屋の説明や武器などの説明をしてくれました。鎧は格好良く興味深かったです。10数kgほどのある重さで、歩くだけで疲れてしまいそうです。

20180126_143201417_iOS.jpg

お城としてしっかり修復され、お城の上から下を見るととても見晴らしがよかったです。50mほど下に見えるのがレストラン付きのホテルです。ここで入場券も売っています。

近くに公共交通機関はありません。入場料はPLN15です。

営業時間はグーグル検索で、「Bobolice Castle 営業時間」を入力すると出てきます。

15世紀中頃に建てられましたが、侵略や洪水などにより、19世紀には荒廃しました。現在の城は1999年からの再建です。19世紀には地下室の中に巨大な宝物が見つかりました。

このお城には、悲しい物語があります。1km ほどには、CASTLE MIROW(ミルフ城)がありました。この2つの城には2人の双子が所有者となり、この2つの要塞の間には、トンネルが掘られていました。2人はとても仲が良くお互いを理解していました。彼らの仲の良さは、美しい女性を弟が遠征のときに連れ帰ってきたときに崩れました。弟が恋に落ちたと疑い、兄弟殺し合い、美しい女性を地下牢に閉じ込め殺してしまいました。この女の幽霊がまだ城の塔で出くわすと言われています。

珍しい幽霊の看板もあります。

20180126_143934426_iOS.jpg

さて、これは門の側にあり、案内人が「触ると縁起がいい」と言ったので、多くの見物客が触っていました。50cmほどの小さな全裸の不思議な銅像でした。印象に残ったので、題にも書いてしまいました。何のために誰が作ったのかわかりません。

IMG_0874.jpg

修復された様子の看板も飾ってありました。修復されたきれいなお城なので、行ってみる価値のあるものだと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。