【ネパール】月食事情

公開日 : 2018年07月27日
最終更新 :
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本日満月。皆既月食が見られるそうですね。

パットロと呼ばれる、占星術をもとにした様々な情報が記載されている特別なカレンダー(日常的に使うカレンダ―とは異なり、主にヒンドゥ教司祭師が扱うもの)によると、ネパールでは7月28日0:09から月が欠け始め、2:09皆既食となり、04:06に月食終了するそうです。

月食や日食と聞くと見てみたい気持ちになりますが、ネパールでは月食を不吉なものととらえる人も多く、行動を制限し、月食時間中の月明りを浴びないようにする人もいます。

本日の月食情報(冒頭の写真)には、子供やお年寄り、健康ではない者をのぞき、厄を寄せ付けないためには(←かなり意訳ですが)、15:09から月食終了までは断食をし、外出・睡眠を控えるように、と書かれているのです。

そして、月食終了後には沐浴をし身を清めます。

また、誕生星座☆によって、月食を見るとご利益がある星座と、そうでない星座に分かれており、気にする人は気にします。

☆ネパールでは、誕生星座は誕生月ではなく、生まれた場所、日付けや時間などをもとにして導き出されるため、一般に日本で使われている、誕生月別の星座とはまったく異なります。

以前、ネパールの日食事情について書いたことがありましたので、こちらも是非ご覧ください。

国が違えば、の、いろいろな考え方、興味深いですね。

※記載している時間はすべてネパール時間です。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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