ネパール新年から「緊急時以外のクラクション使用禁止」に!

公開日 : 2017年04月14日
最終更新 :
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明けましておめでとうございます。

ネパールの公暦ビクラム暦2074年の始まりです。

さて、本日より交通ルールが改正され、カトマンドゥ盆地内での車両走行時、緊急警告以外のクラクション使用が禁止される事になりました。違反するとRs500~1500ルピーの罰金が課せられるとのこと。

先日から、カトマンドゥ市内のあちこちに、告知の看板が立てられたり、バナーを掲げ市内を走る公共バスも見られたりしています。

こちらの運転手(とくにタクシーやバスなどの公共交通車両の運転手)は、運転中とにかく意味もなくクラクションを鳴らします。

歩行者が普通に道の端を歩いていて、危険範囲内に存在していないことは明らかなのに。

前に普通に走行車両がいるだけなのに。

自分がルール違反をし逆走してきているのに、本車線をおとなしく走る車両に対して。

等、 本来鳴らす必要のない時にでも、無意味に鳴らし続ける運転手がたくさんいます。

街にはクラクション音が氾濫しているため、歩行者も慣れており、自分の真後ろでならされるクラクション音に対しても、びくともしないことがほとんど。完全無視、というよりも、もともと音が耳に入っていないのです。

こんな状態でしたので、いっそのこと、ネパール特別仕様の、クラクション未装備車を流通させてほしいと思ったこともあります。

しかし本日より、無意味な発音は罰金対象になるとのことで、どれだけ減るのか楽しみにしているところです。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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