見上げてみよう♪ 独立前の歴史を感じさせるカラチ散歩 M.A.Jinnah RoadからTowerへ
カラチはパキスタン独立後しばらくの間、首都の役割を担っていた街。
今では国内最大の人口を持つ大都市となり、
いろいろな場所から人も物も集まる商業都市となった。
新しいものを優先し、古いものが忘れ去られやすいのが世の常。
カラチも例外ではなく、新しいものを追いかけることにみんな忙しい。
しかし、少し立ち止まってみると、
カラチの街には独立前の街の姿を残す古い建物が随所にあることに気付く。
M.A.Jinnah RoadをTower方面に向かう道の両側には独立前に建設された古い建物が立ち並ぶ。
一階部分は今も商店として使われているので特別注意でもしなければ
ただの古びた商店街、気付かずとおりすぎてしまうのだが、
二階部分を見上げてみるとなかなかの年代ものに遭遇する。
有名スイーツショップの"Dil Pasand"前のわき道を左に入った本屋街"Urdu Baazaar"周辺にも、
その先のわき道にも。見上げればそこかしこにビンテージ。
Towerすぐ手前にはヒンディー語で名前が書かれた昔のマーケットの建物も。
今ではすっかりぼろぼろで、崩れ落ちんばかりのものばかりだが、
昔々のこの街の様子にしみじみと想いを巡らせずにはいられない。
考古学フリークの醍醐味がすこし分かったような気持ちになるカラチの下町である。
AD1895!?
Towerすぐ手前のヒンディー語で書かれた昔のマーケットの入り口。
Towerへ。
☆ スリなどには十分ご注意下さい。
☆ M.A.Jinnah Roadはデモなどのルートとなりやすいのでご注意下さい。
Muahhram月のアシュラの行進ルートともなります。
2009年は12月27日頃がAshuraとなります。
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