パキスタンの仕掛け人形
もともと仕事で船や飛行機などの模型を作っていたKhalimさんが
6-7年前から趣味で作り始めたこの仕掛け人形。
同氏の自宅近くLiyari Townのディスプレイセンターで見ることができる。
モチーフはシンドの村の生活。
臼で小麦をひいたり、糸をつむいだり、
カラチのような都会では見られない村の生活をミニチュアの仕掛け人形で表現している。
Khalimさん曰く、最近は村でも昔ながらの生活は少なくなってきている。
少なくなりつつある村の文化を残すためにも、
このアートワークをたくさんの人に知ってもらいたいとのこと。
こどもや興味のある人向けに工作教室やワークショップを開きたい、との希望から
政府関係機関に文化プログラムとしてプロモートしてみたものの、
今のところまったく回答なし・・・（Khalimさん談）
写真ではよく見えませんが粉引きをしている臼や作業している道具が動いています。
結構繊細な動きです。
Khalimさんのディスプレイセンター（Liyari Town）でも見られるけれど
同氏は毎年行われるエクスポ、My Karachiで 作品を公開している。
今年も展示予定とのこと。
機会があれば足を運んでぜひごらんになってください。
☆My Karachi Expo 2009
会場：Karachi Expo Centre （University Road Hassan Square前）
会期：6月5-7日
Liyariのディスプレイセンターへ行く前には必ずKhalimさんにお電話を（携帯03452479854）。
Liyari Townは一般には外国人が足を運ぶ場所ではありませんのでご注意下さい。
道が狭いためディスプレイセンター真ん前へ車はつけられませんので見に行かれる方は、
khalimさんとご相談ください。
（ディスプレイセンターアクセス：
市内中心からTower、Kharadar方面へ。Liyari Townゲートを通った後の、Qausar Mosque近く）
（この情報はカラチ日本婦人会さまのご協力をいただきました。ありがとうございます）
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