パキスタンのお薬事情(注:怪しい薬の話ではありません)

公開日 : 2008年07月27日
最終更新 :

パキスタンの薬局ではどんな薬も手に入る。

日本の様な市販薬はもちろん、病院で処方されるような薬も

薬局で処方箋なしに購入できる。

風邪薬、頭痛薬、抗生物質や抗うつ薬、睡眠障害の薬、いわゆるスリーピングピルなどなど

それこそインフルエンザの薬、いまだ副作用の有無云々の論議冷めやらない

タミフルだって買えてしまうのである。

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それがいいかどうかはさておき、

でも、日本でもこういう事ってありませんか?

病院行って5日分の薬をもらって、

5日分使い果たしてもまだちょっと調子が優れない・・・

同じ薬がほしいけれど、でも病院にいくのは面倒・・・

で、結果そのまま体調不良を放置。

または

また薬もらいに病院いかなくちゃいけないけど、今そんな元気もない・・・・

でも明日は大事な会議、絶対行かねばならぬ。

そんな時には一度病院にかかり、処方してもらったのと同じ薬を

会社帰りに薬局で購入。そんなこともここカラチでは可能である。

またまたそれがいいかどうかは別とさせていただくとして、

なぜならお薬はお医者様の処方に従うってやっぱり基本で

医師の処方がなくして薬が買えないというのは安全かつ理にかなった話だと思うから。

パキスタンの薬局で手に入る薬のメーカーは日本でも有名どころが主流。

Phizer、グラクソスミスクライン(gsk)、メルク(Merck)など。

上記のようなインターナショナルブランドの薬の多くは

製薬会社から処方認可を受け、パキスタンで製造されている。

もちろん輸入品もあり。

価格は国内ブランドと国際大手製薬会社系のものとで差があるけれど

インターナショナルブランドでも大抵のものは日本より安い。

それともうひとつ。

薬局で薬を買うとき、かならずしも箱買いする必要はなく、

1錠からでも販売してくれる。

「風邪薬ください」と薬局で言えば

「何錠ですか?」と聞かれる。

中にはミネラルウォーターを手に、その場でさっそく飲む人もいる。

いつも40℃台で暑いのに

かと思うと急にひんやりしてきたり(それでも常に35℃↑なのだけれど)

がここ最近のカラチの気候。

昨日はめずらしく、霧雨が少しだけ降った。

ここでの薬局は体調を崩しやすいカラチ市民の強い味方である。

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