動物王国?行ってみました、Super Highwayの動物市

公開日 : 2007年12月14日
最終更新 :

Eid-ul-Fitrから約2ヶ月10日後にやってくるもうひとつのイード、Eid-ul-Azha。

動物を神へ捧げる犠牲祭、今年は21日から始まると先日発表があったばかり。

この時期になると市内のあちこちに犠牲用動物販売所が登場する。 

中でもカラチで動物市と言えば、SUPER HIGHWAY.

山羊や羊に始まり、牛、はたまた駱駝までも市に並ぶ。

何もない埃の舞う荒野に見渡す限り並んだ動物販売所のテント、テント、テント。

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どこまでも続く市場の様子はさながらサーカスか万博か?

まじめに全部見て回ったらとても一日じゃ終れそうにない。圧巻のひと言である。

さて気になるお値段は・・・

山羊(中サイズ):12,000Rs(24,000円)程度〜

牛(中サイズ):50,000Rs (100,000円) 程度 (雌は雄より高い)

駱駝:50,000Rs (100,000円)〜高いものだと150,000Rsの駱駝も!

値段は大きさと質によるが、最終的には交渉次第。

若くて元気な動物達に高値がつき、良し悪しは歯をみて判断するのだとか。

見ているうちにだんだんと値踏みが出来るようになってくる。

写真左下の山羊さんは17,000Rs (右は笑うヤギさん)

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動物市付近には運び用トラックが待ち構え、お持ち帰りをお手伝い。

イード前の週末ともなれば動物を求める人たちで大賑わい。

市内でも動物配達トラックをよく見かけるようになってきた。

中にはヤギをリキシャーにのせて“お持ちかえる”人も。

そんなわけでイードの数日前は家の裏庭はファミリー牧場♪

もちろんこの高価な出費をaffordできる人ばかりではない。

先日、タクシーのドライバーさんが

「月給4,000RS (8000円)のわれわれにはそんな余裕ないよ」と言っていたのを思い出す。

そりゃ日本にだってbillionareはいるけれど、格差を感じたことのない日本人のわたしには

ぐっとくる言葉だった。

そんな彼らもイードを特別な日として祝う気持ちは変わらない。

イードを前に、にわかに動物王国になってきた最近のカラチです。

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※基本女性は行かない場所なので知り合いの方にお願いして行ってみましょう。

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