台北で話題!謎のシュールな鳥人間

公開日 : 2018年04月23日
最終更新 :
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台北駅から地下鉄駅につながる地下街を歩いて

階段を降りようとすると目にはいるオブジェ。

なんでしょうこれ?

鳥人間?

黄色い鳥の頭をもち、体が人間。

しかも、頭から水が流れているんです。

不思議なオブジェ。

どうやらこのオブジェ日本人観光客の間では

かなりの話題になっていて写真に収める人が

多いということで、台湾でも話題になっています。

何かのキャラクターと思いきや、実はよくよく

見てみるとこれは芸術作品なんですよ。

タイトルは「夢遊」。

作者は何采柔さんと郭文泰さんの

おふたりの共作。

台北當代藝術館の企画展示です。

このオブジェがなぜここにあるのか

解説をみると理由がわかります。

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台北の都会の喧騒の中、「夢遊」(白昼夢)が

ひとときの間単調な日常生活から開放してくれます。

草原の中にたたずむ、鳥の頭をもつ少女。

手には鉛筆が握られ、頭からは水が体へと

流れています。

永遠に成長することのない女の子、

永遠に字を書き出すことの無い鉛筆。

静寂と流動、現実と幻想の間で

とどまる時。

この鳥人間が見るものを少女の足元に留まらせて

微笑み、夢を見るようにといざないます。

まさしく、いきかう人々で喧騒的な

地下街の一角。そこだけ、時が止まっている

ようです。

気になるあなたもぜひ台北地下街でご覧ください。

白昼夢をみるのもいいかも。

ただし、時間は忘れずに☆

オブジェ《夢遊》Daydream

場所:中山地下街と台北駅M1出口の間

筆者

台湾特派員

前田 公子

台湾の高雄在住。台湾人と結婚して20年。台湾の日常生活発信しています。

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