宝石にいちばん近い果実を使った期間限定の特製パフェ

公開日 : 2017年09月02日
最終更新 :
筆者 : ayucame
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石川県が誇る高級ブランド葡萄のルビーロマン。

2017年初競りの最高額はなんと驚きの1房111万円でした。1粒当たりは37000円の計算になるそうです。

最盛期になれば価格も落ち着きますが、それでもスーパーなどでは1房1万円位から。都内のデパートでは2万円以上の価格で売られているのを見た事があります。

同じ品種であっても粒の大きさや糖度・色合いなど厳しい基準を満たさないとルービーロマンを名乗ることは許されません。

生産者団体である「ルビーロマン研究会」と県内企業の共同企画のフェアでルビーロマンパフェが提供されます。

パフェの条件はルビーロマンを2粒使用し価格は1350円以上となっています。

県内16のカフェなどの店舗で提供され、期間は各店によって異なりますが概ね8月中旬から9月中旬頃までの約1ヶ月間です。

16店舗の内で金沢市内にあり、県外から観光でお越しの方にもアクセスが容易なお店を中心に数店ご紹介致します。

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ルビーロマンのお味は豊潤でジューシー、とても上品な甘さです。

1房買うにはかなりの勇気が必要かなと思いますが、お手軽にパフェとしてそのお味をお試しになってはいかがでしょうか。

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1店目は金沢ニューグランドホテルのカフェレストラン「トレド」。

こちらのホテルは創業45周年を迎えた金沢では老舗のシティホテルです。市内中心部にあり繁華街からも近い距離にあります。

「トレド」はその中2階にあります。

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パフェはちょっとカワイイ感じですかね。ルビーロマンは隠れてますがちゃんと2粒入っています。

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2店目は「ツナグカフェ メープルハウス」。金沢駅の駅ビル百番街Rinto内にあります。

駅ビル内なので電車の待ち時間などに気軽に利用できます。

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パフェはシンプル、余計な物を省いた感じです。

こちらのお店の他に系列店のメープルハウス本店・Fusion21(金沢21世紀美術館内)・カエデ珈琲でも提供されています。

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3店目は「ぶどうの木」めいてつエムザ店。

近江町市場のお向かいあるデパートの地下飲食街にあります。

「ぶどうの木」は金沢を中心に展開するイタリアンレストランのチェーン店ですが、本店は金沢市北部の郊外の葡萄畑の一角にあります。

経営母体はぶどう園で各種葡萄、そしてルビーロマンも栽培する葡萄のスペシャリストです。

葡萄を知り尽くした人達が作ったパフェと言っても過言ではないでしょう。

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第一印象はルビーロマンの粒が大きいと云う事。流石に葡萄屋さんです。

私の食べ方は最初に2粒入っているうちの1粒を食べてルビーロマンそのものを味わいます。2粒目はパフェとして楽しみます。

こちらのパフェを頂いてみて感じたのはルビーロマンを味わうのに邪魔なものは何一つ入っていないなと云うことです。

尚、こちらのお店でのパフェの提供は15:00以降・1日10食限定となっています。

ぶどうの木系列店での提供はエムザ店の他に、イタリアンカフェぶどうの木(本店)・ぶどうの木片町店・同金沢フォーラス店・同イオンモールかほく店・ゆげや金澤萬久となっています。

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4店目はANAクラウンプラザホテル金沢1Fカスケイドラウンジです。金沢駅兼六園口(東口)を出て直ぐ右側にあるホテルです。

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こちらのパフェは葡萄の葉を模した飴細工が使われていたりと最もパフェらしい華があると思いますね。

単品1350円。珈琲or紅茶付き1700円です。

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ここでちょっと一休みで番外編。

研究会と県内企業コラボフェアのパフェではないですが、有力産地のひとつであるかほく市の道の駅にあるパフェです。

金沢から能登半島に向かう幹線道路の「里山海道」にある高松SA下り線里海館・上り線里山館で販売されています。

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フェアのパフェとは異なり980円と少しお安い。ルビーロマンは1/2カットが3切れで計1.5個使用されています。

なにぶん道の駅ですので専門のパテシエさんがいる訳ではなく、パートらしき方が作っているのでビジュアル面は大目にみましょう。

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物販コーナーではルビーロマンも売られています。1房9000円からありました。産地なので少しお安めなのかもしれません。

また、1粒単位でも販売されていて、大きさによって400円~600円。それでも安くはないですがお試しにはいいですね。

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さて、大取にご紹介するのは、あの辻口パテシエがプロデュースする「ルミュゼドウアッシュ」金沢店です。

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兼六園横にある石川県立美術館内にあります。カフェだけの利用では入館料は必要ありません。駐車場もあります。

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世界的なパテシエのお店で出て来るパフェは並みのパフェではないだろうと思っていたら、想像を遥かに超えた物が出て来ました。

そもそも「パフェ」ではなく「プリュス」となっていて、呼び方から違います。意味を調べたらフランス語でplusの意味でした。

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プレートで運ばれて来ました。

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カクテルグラスに小さめのパフェ。

1粒目のルビーロマンはそのままですが、2粒目はコンポートになっています。

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横にはクリームチーズのムースがあり、ルビーロマンのコンフィチュールをかけて頂きます。

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流石に世界の辻口。色々なルビーロマンの味わい方をこれでもかと提案してきます。正に「プリュス」です。堪能しました。

ご紹介した各店のルビーロマンパフェの提供期間は概ね9月中旬頃までですが、ルビーロマンの出荷状況などによって変わります。

また、店ごとに提供時間や1日の限定数などがありますので詳細は各店にお問い合わせください。

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