vol.13カンポットの遺産建築「オールド・ブリッジ」
今日は、カンポットでも最も古い建築物の一つ「オールド・ブリッジ」を紹介します。
パッと見は「ただの古い橋」なんですが・・・歴史的には非常に意義のある橋なんです。
フランスの植民地時代(1920年代)に建てられた、アーチが特徴的なこの橋は、コンポンバーイ川を渡る手段として古くから親しまれてきました。
ところが、1970年代、クメール・ルージュ軍の進行により、橋は無残にも破壊されてしまいました・・・
その後、内戦が終わり、街のシンボルであった橋も見事に再建。※ただし、復元部分についてはアーチ橋では無くなっています。
100年近くもの間、カンボジアの光と闇を見守ってきたこのオールド・ブリッジ。今なお、伝統建築としてだけでなく、川の向こうへ渡る重要な橋として機能しています。
ただ、この橋、なぜか自動車は通れません。道幅の狭さと耐久性を考慮してなのかな?自転車やバイク、徒歩のみで通行可能です。
※車で川をわたる時は少し北にある「ニュー・ブリッジ」を使います
オールド・ブリッジ周辺には、観光案内所や、船の上での食事を楽しめるバーやレストランが点在しています。お値段も結構お手頃。
夜にはここから夕陽とホタルを見に行く「サンセット&ファイヤーフライツアー」の船が毎日運行しています。
橋の近くは絶好の夕陽スポット。少しだけ歴史の情緒に浸りながら、夕陽を眺めるのも一興ですよ。
場所は、リバーサイドの中央。ドリアンのモニュメントから歩いて7-8分です。
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