#8 サンボープレイクックのコミュニティレストランで名物地鶏ランチはいかが?

公開日 : 2019年01月22日
最終更新 :

コンポントムからこんにちは!

コンポントム特派員の舛屋彩子です。

前回はサンボープレイクック遺跡観光の具体的情報についてお伝えしましたが、

今回は、サンボープレイクック遺跡のコミュニティレストランについて紹介したいと思います!

海外旅行する際に楽しみなのは、やはり「食」ですよね。

国民的料理も良いですが、せっかくならば日本で国内旅行をするときのように、

その地のローカル食にトライしてみたい方も多いのではないでしょうか。

サンボープレイクック遺跡についてインターネットで検索してみても、

お食事処の情報まで書かれているものはなかなか見つからないですよね。

それどころか、レストランやお土産屋さんはありません、と書いてしまっているブロガーさんもいます泣。

上記のように、レストランやお土産売り場(コミュニティマーケット)があるにも関わらず

その存在感が薄い理由・・・

サンボー森.JPG

それは「サンボー(沢山)プレイ(森)クック(寺・塊)」の如く

豊かな木々に囲まれているので、やはり一見気付かれにくい。

(上記写真は遺跡内の写真です)

そこで!手作り地図作ってみました。

コミュニティマーケット地図.png

恐らく初めて世にでるコミュニティマーケット周辺の地図ではないでしょうか。

(距離感の差異はお許しください)

※2019年1月現在。

新チケットブースを建設中のため、今後変更の可能性あり。

このように、実は4箇所のコミュニティレストランがあるんです。

コミュニティレストラン.JPG

コミュニティレストラン外観。

外観は全て統一されており、各レストランには遺跡の名称がつけられています。

実はこのサンボー地区周辺は、地鶏で有名。

コンポントムの人々は、「美味しい地鶏」と聞くと

このサンボー地区を真っ先に連想するそう。

午前中に遺跡に行くと、コミュニティレストランのお母さんたちが

せっせと注文用の地鶏を大量に捌いていることも。

こちらが名物の地鶏。

地鶏.JPG

丸々一匹、写真だけでも食欲が唆られます。

やはり日本の地鶏同様、筋肉が締まっていて食べ応え大。

これをオンバルマレイッ(塩胡椒にライムを絞った調味料)と一緒に味わうのが最高に美味しいです!

レストラン料理.JPG

そして私の好きな「鶏肉とライムの塩漬けのスープ」と

「空芯菜炒め」。

それぞれ現地語では

「スガオ ガムガウ モアン」

「チャートロクォン」

と呼ばれます。

(クメール語をカタカナ表記で表すのは

非常に難しいので、ざっくりとですが)

空芯菜炒めは容易に味の想像がつくにしても、

ライムの塩漬けスープなんて、なかなか馴染みがないですよね。

アッサリとした塩ベースの鶏肉入りスープに、

ライムの塩漬けから出る酸味が絶妙にマッチしてクセになる味。

レモングラスも入っているので、スープなのに清涼感があります。

なのに、白ご飯と食べても違和感がないから不思議です。

サンボープレイクック遺跡で食事を取るのが

毎回楽しみでたまらない、この個人的3トップ。

「オーダーする際の意思疎通が不安・・・」

なんて方も、心配ありません!

menu1.JPG

ああ、私のシルエットがくっきり。笑

menu2.JPG

現地語・英語・日本語表記のメニューがあります。

ちなみにこのメニューは4店舗全て共通。

フレッシュなココナッツジュースも注文可能ですよ。

レストラン内で食事を取るのもいいですが、

もう少し現地感を味わってみたい方は

「ハンモックエリア」(勝手にそう呼んでいる)

でのお食事はいかがでしょうか?

ハンモックエリア.JPG

緑溢れる木々の下、木陰にはお食事台が。

現地の方々はこの台の上で、胡座をかきながら料理を囲みます。

食事後はハンモックに揺られて少し休憩・・・

幸せタイムです。

コミュニティレストランでお食事を注文し

このお食事台を利用する場合は料金はかかりません。

(持ち込みの場合は有料・3000リエルほどだそうです)

コミュニティレストランで地鶏料理を注文する際は、

遺跡入場前にオーダーしておくのがベター。

なぜなら、地鶏料理は調理に手間がかかるため。

ガイドさん含め、地元の方々はこの予約制(?)を推奨しています。

電話で予約することもできますが、現地語ができないと

なかなかハードルが高いため、

→午前中に遺跡に到着

→料理の事前オーダー

→遺跡を楽しむ

→地鶏料理ランチで疲れを吹き飛ばそう!

という流れが、個人的にはオススメです。

そしてそして、

このサンボー地区は地鶏のみならず、良質なカシューナッツも有名。

サンボー地区にはカシューナッツの加工工場もあります。

加工工場で加工されたカシューナッツは、各レストランでも購入可能。

カシュー販売.JPG

お店によって目立つところに陳列していないので、

「ミエン スヴァイチャンティー テー?」

(カシューナッツはありますか?)と

気になる方は声を掛けてみましょう。

少し冒険してみたい方は、屋台へ足を伸ばしてみてください。

屋台.JPG
焼きタニシ1.JPG

私のお気に入り、焼きタニシ(?)。

タニシアップ.JPG

(すみません、上のアップ画像はバッタンバンで食べたタニシなんですが

貝の見た目はこれと同じです。)

屋台で毎日香ばしく焼き上げられるこの見た目恐ろしい渦巻き貝、

見た目に反してハーブの効いた上品な味をしています。

肉を食べた後に貝の中に残るスープも美味!

ローカルフードを楽しんでみたい方は是非。

屋台でプラスアルファの料理を購入して

レストランの料理と一緒に食べるのもOKですよ。

以上、いかがでしたでしょうか?

是非、遺跡観光とセットで地元人の愛する地鶏料理やローカルフードを楽しんでみてください。

ではまた!

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