真冬の音楽祭 Fête de la musique
ヨハネスブルグ南部のメルビル(Melville)地区。レストランやカフェバーが並ぶセブンスストリート(7th Street)に歩行者天国が突然表れました。いったい何が起こっているのでしょうか?
実はこれは、フランス発のFête de la musiqueという音楽イベントのために設けられた1日限定で設けられたもの。「夏至の日の音楽祭」と呼ばれるこのイベントは1982年に始まり、今では世界110ヵ国340都市で行われています。そんなイベントが、ここヨハネスブルグでも行われているんです。
La Fête de la musique は1982年以来、6月21日の夜から翌日の朝にかけて開催されているフランス発の音楽のお祭りです。フランスでは毎年この期間に各地方都市で様々な音楽イベントが開かれています。1981年の総選挙の後、当時の文化相であったジャック・ラングがこの音楽の祭典の実施を決めました。その3年後の1985年にはヨーロッパ全土に広がります。それから30年も立たないうちに、世界中110カ国、340都市で行われるようになり、フランス発の大成功を収めたイベントのひとつに成長します。
(中略)
その夜は、多くの施設が人々を迎えるのためにいつもより長く開いており、大都市の多くの通りは車を通行止めにして、歩行者天国になります。見物客はぶらぶら歩きながら、あちこちで繰り広げられる演奏をはしごして回ります。
via: Brasserie L'obabon
治安があまりよくないため、普段は「街歩き」がなかなかできない南アフリカ。僕が行った午後の時間帯はあいにくの曇り空でしたが、背中に子どもを背負って久しぶりに街を歩く時間はとても楽しいものでした。
いつもは駐車場代わりの路肩はテラス席に代わり、
別の店先では可愛らしいクッキーが売られていました。
音楽はアフリカらしいジャンベの演奏や、
ズールー族の伝統的な歌と踊りに、足を止めて大盛り上がり!
おーい、前が見えないよー。
ところで写真に写っている人たちの格好を見て、何か気づきませんか? そう、南半球に位置する南アフリカは冬まっただ中! ということで6月21日にはこだわらず、このイベントは6月28日に行われたのでした。
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●【6月の行事】 フランス中が音楽であふれる"音楽の祭日" 「Fête de la Musique」(リヨン特派員)
イベントの情報
Fête de la musique Johannesburg (Melville)
●住所
7th Street, Melville, Johannesburg
●電話
不明
●ホームページ
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