リンポポ州の穴場的ゲストハウス「マディ・ア・ターバ」でベンダ族の文化に触れる
開放的なテラス。昼下がりをゆっくり過ごすならぜひここへ
友人の誕生日をお祝いするためにランチで訪問したゲストハウス「マディ・ア・ターバ マウンテン・ロッジ(Madi a Thavha Mountain Lodge)」が予想以上に素敵な場所だったので、ぜひ紹介したいと思います。
南アはさまざまな民族で成り立っていますが、僕の拠点の一つであるマカド(Makhado)が属するリンポポ(Limpopo)州ベンベ(Vhembe)郡はベンダ族とシャンガーン(ツォンガ)族が多い地域です。今回行ってきたマディ・ア・ターバは、ベンダ族の言葉ベンダ語で「山からの水」の意味。ソウトパンスバーグ(Soutpansberg)山脈の豊富な地下水にちなんでこう名づけられたそうです。
丁寧につくられた食事に満足! 客室は未確認も期待が持てそう
この日は同僚の誕生日をお祝いするために、ランチを予約してゲストハウスに訪問しました。いただいたスープ、サラダ、キッシュ、デザートはどれも美味しく、丁寧につくられた印象を持ちました。客室の様子はわかりませんが、レストランの雰囲気から判断する限りでは、こちらも期待できそうです。
しっかりした味わいのキッシュ
ディスプレイの手工芸品たち。美しさと実用性を兼ね備えている
絶対に押さえたい 博物館とクラフトショップ
もう一つ、ここに行ったら見逃せないのが博物館とクラフトショップです。博物館ではベンダ族を含むこの辺りの民族について、伝統的な衣類や装飾品、楽器などの実物を見ながらたっぷり学ぶことができます。ベンダ族の友人もためになったというほど詳しく、かつ、あまり詳しくない僕にもわかりやすい展示でした。
伝統的な楽器や民族衣装も置かれた展示室
クラフトショップは、マディ・ア・ターバが地域のアーティストや職人を支援しているだけあって、品揃えがとても充実しています。値段も、村での値段よりは少し高いけれど良心的です。どれも手仕事でつくられた一点ものなので目移りしましたが、今回は布製品を1つだけお土産に購入しました。
クラフトショップ。陶器や布製品、小物などが並ぶ
鮮やかな色のストライプがベンダ族の特徴
休日にはヨハネスブルグ(Johannesburg)からも人が訪れるというマディ・ア・ターバ。ネイチャーツアーやバードウォッチング、自転車ツアーなどもアレンジしてくれるそうです。
ヨハネスブルグからマカドまでの所要時間は、車でだいたい4時間半くらいです。ちょっと遠いですが、ゲストハウスまでの数kmを除いて道中はすべて舗装道路。とても走りやすい道です。世界遺産「マプングブエ」へのついでなどにいかがでしょうか。
広場の緑が目にまぶしい
ゲストハウスの情報
●店名
Madi a Thavha Mountain Lodge
●住所
Off R522 Makhado - Vivo Road, Louis Trichardt 0920
●電話番号
015-516-0220
083-342-4162
●ホームページ
Madi a Thavha Mountain Lodge
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