ケープタウンへ2泊3日週末旅行☆

公開日 : 2010年11月24日
最終更新 :

今週末は海外から友人が遊びに来ていたので、月曜日に有給を取り、2泊3日でケープタウンへ旅行をしてきました。

南アフリカには幾つかの格安航空会社があり、国内線は予め予約しておけば手頃なお値段で旅券が手に入ります。今回私たちは行きはKulula、帰りはMangoを利用し、1人片道約8,300円程度でした。Kululaは最近とっても愉快なテレビコマーシャルが人気です。こちらのフェイスブックのリンクでもご覧になってみて下さい。

さて空港のAvisでレンタカーを借りた後はロッジに直行。ちなみにAvisでは外国人用の特別価格もあるので、海外からの観光客にはとても便利です。今回ケープタウンではワイン地方のStellenbosch(ステレンボッシュ)のセルフケータリングのコテージで2泊しました。

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(Acaraのロッジから見えるHelderberg山脈)

宿泊先はアイルランド語で友人という意味のAcara というロッジで、ガーデニングが趣味なイギリス出身の女性Fionaさんが経営しています。お庭はお花で一杯!太陽熱で暖められたプールもあります。

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(Acaraロッジのお庭。奥に見える白い建物が宿泊施設です)

一日目はやはりワインテースティングです!南アフリカのワイン地方は有名なレストランも多く、グルメ地区としても知られています。

そこでまずランチを兼ねて、Rust en Vredeへ出かけました。こちらは三ツ星レストランでも有名な少々高級ワイナリーですが、ランチにはChef's Lunch(シェフ・ランチ)が150ランドで頂けます。今年の年始の旅行でも訪れたのですが、ランチは試したことが無かったので、今回の旅行で試すのを楽しみにしていました。サラダ、ポテトが付いたステーキが美味!ワインももちろん美味しいものが多く、ほとんどのワインは以前にご紹介した南アのワインガイドPlatter's Guideで四ツ星のレーティングを得ています。

Rust_en_Vrede.JPG

(Rust en Vredeレストランのシェフ・ランチ!)

二日目はケープタウンの町に出かけました。午前中はテーブルマウンテンの山頂までケーブルカーで行く予定だったのですが、あいにく天気が悪くて断念。代わりにSignal Hill(シグナル・ヒル)までドライブをし、ケープタウンの眺めを楽しみました。お昼ごはんはV&Aウォーターフロントのカジュアルなレストランでフィッシュ&チップスを頂きました。

そして午後には南アフリカ元大統領ネルソン・マンデラ氏や多くのアパルトヘイトに反対した政治犯収容されていた、今はユネスコ世界遺産にも登録されているロベン・アイランドのツアーに参加しました。マンデラ氏の牢獄生活はなんと30年にも及んだのですが、その間の18年はロベン・アイランドで過ごしたそうです。

Cape Town.JPG

(ロベンアイランドへ向う船から見えるケープタウンの景色)

実は私にとってロベン・アイランドのツアー参加は3度目の試みです。というのも、初めてケープタウンを訪れた際はチケットは売り切れ(オンラインで購入できるので、特に休暇シーズンは予約をするのをお勧めします!)。2度目はチケットは購入してあったにも関わらず天候が悪くツアーがキャンセル。3度目の正直?で今回はやっとツアーに参加することができました。アパルトヘイト時代に実際に政治犯罪者としてロベン・アイランドで捕えられていた黒人男性がツアーガイドとして、牢獄を案内してくれます。つい数十年前の南アフリカの悲しい歴史を実際の体験者から学ぶことができる貴重な体験です。ロベン・アイランドが「抑圧」の象徴ではなく、「自由」の象徴である、という言葉が胸に響きます。

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(ロベンアイランドのツアーガイドさんと観光客)

三日目はステレンボッシュから車で30分程運転したところにあるFranschhoek(フレンチフック)というワイナリー地方へ出かけました。グルメの町でも知られています。お昼はMoreson(モレソン)ワイナリー内にあり、手作りのハムやサラミなどで有名なBread&Wine(ブレッド&ワイン)で食事をしました。ハムやオリーブなどのアンティパスト・プレートをシェアした後、私は豚腹肉に挑戦しました。脂っこいかな、と少々心配だったのですが、やわらかくて美味!お昼にはMata Mata(マタ マタ)という赤のブレンドワインを頂いたのですが、お肉のお料理にとても合い、大変お勧めです。

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(Bread&Wineレストランで頂いた豚腹のお料理)

2泊3日という短い週末旅行でしたが、すっかりリフレッシュした気分になりました。ワイナリーでお土産に購入したワインを飲むのも楽しみです!

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