トルコの年越しはコレ!赤い下着と遅刻魔サンタ

公開日 : 2017年12月29日
最終更新 :
筆者 : tapistanbul

仕事納めに大掃除、正月飾りにお節料理の買い出しに・・・日本ではお正月に向けて"年の瀬モード"全開のことかと思います。こちらトルコはどうかというと、まだまだ通常運転でいつもどおりの木曜日!という感じでした。街中の様子はこんな感じ。

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数日前に撮影した写真もありますが、本日現在も街中はこの状態です。念のためお伝えしておきますが、本日は12月28日です。12月25日を3日ほど過ぎております。つい先ほども、ラジオからワム!のラストクリスマスが流れてきて思わず笑ってしまいました。

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サンタクロースがハッピーニューイヤー!と言っている。・・・つまりは、そういうことです。笑

トルコにもサンタクロース(Noel Baba/ノエル・ババ)はいますが、トルコのサンタさんは遅刻常習犯でして、毎年年越しのタイミングでやって来ます。クリスマスツリーもありますが、トルコ名は「新年ツリー」です。

そういうわけで、世界的には12月24~25日に照準を合わせるであろうクリスマス、ここトルコでは12月31日~1月1日が本番です!今まさに、本番に向けて盛り上がって来ているところです。笑

大前提"クリスマスを祝う"という概念ではなく、年越しを祝うためにクリスマス用の装飾を使う!というのがトルコ流。12月24~25日は恋人や家族や大切なひとたちと過ごす特別な日!と考える人は、トルコにはまずいないでしょう。トルコではいたって通常モードの2日間です。

あくまでも年越しのタイミングに照準を合わせているので、「よいお年を」「あけましておめでとう」と言いながら、クリスマス装飾の空間でクリスマスの恰好をしてクリスマスの音楽をかけて盛り上がる。という、非常にオリジナル度の高い場面に遭遇することができます。

そしてもうひとつ。この時期のトルコあるある!といえば、こちらも外せません。

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そう、赤い下着!今の時期、下着屋さんのショーウィンドウはどこもかしこも真っ赤!店内に入っても赤・アカ・あか!!トルコでは<赤い下着を身に着けて新年を迎えると、新しい年は幸運に恵まれる!>と言われていて、そのため年末になるとみなさんこぞって赤い下着を購入するようです。それにしても、トルコ中の老若男女みんなして真っ赤なパンツを履いて新年を迎えているのかと思うと、なんだか笑えますね。

年越し向けのクリスマスモードに赤い下着にと、オリジナル度の高いトルコの年越し文化いかがでしたでしょうか?私も今年は真っ赤なパンツで年越ししてみようかな?(しません!笑)

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