エーゲの島ジュンダ島

公開日 : 2014年06月27日
最終更新 :
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エーゲが最も美しい季節になりました。

アイワルックというエーゲ海の町は、イスタンブールの人たちの中にも夏の家を持っているという人も多くて、たぶんトルコ人では知らない人はいないのですが、外国人観光客はそんなに多くありません。飛行機で乗り付けられないこともあり、ボドルムやアンタルヤに比べれば落ち着いたリゾート地です。このアイワルックには、本土から橋でつながれたトルコ有数の大きさを誇る島があります。ジュンダ塔です。目の前にはギリシャの島々が見え、国民交換が行われるまではギリシャ人が暮らしていたという家も多く残されている石畳の街は、まるで中世に迷い込んだかのようなかわいさ。チャンチャンチャンと皿をスプーンでたたけば、わんさか湧き出る猫たちも街の立派な住人です。ギリシャ語の歌が歌われるタベルナが夜遅くまでにぎわい、地元の家庭料理の店では、エーゲのワインと魚介類、それからこの島でもたくさん取れる野草ハーブ料理が供されます。聞いたこともないハーブの名前も多いですが、これらの名前や料理法を記した本が、島一番の高台にある博物館で手に入ります。ここはコチ財閥が古い教会跡を買い取って改修し博物館としたもので、風車が目印なのですぐわかります。カフェが併設されているので、ここからの景色をゆっくり楽しむにはうってつけ。

この街によく似合うプチホテルもいくつもあります。たとえばGULEホテルはここ出身の女性オーナーが作ったたった8部屋の小さなホテル。従業員には英語はほとんど通じませんが、こころのこもったおもてなしで口コミランキングでも上位を占める人気ホテルとなっています。

http://www.cundaleyla.com/

ジュンダ島、この夏の訪問先として、お勧めできる場所のひとつです。

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