F1がやってくる
世界でもっとも注目されるモータースポーツ。それはフォーミュラ1ではないのだろうか。1950年5月に第一回世界選手権が開かれたF1はこの5月に55周年を迎えた・・・などとモータースポーツにはまったく詳しくない私をもってさえ、にわかF1博士にしてしまう今日この頃のイスタンブール市民である。
新聞や雑誌は、白い旗は救急車がいるときだの赤は事故が原因となる停止サインだのから始まり、ピットストップとは何かまで、レースで使われる用語の意味などがことこまかに解説されているところを見ると、おそらくイスタンブールにはにわかF1ファンが多いのではないかと推測される。新し物好きお祭り好きのイスタンブル市民のこと、もともとは興味はなかったにしろ、せっかく世界のトップが目の前でバトルを繰り広げてくれるというお楽しみのチャンスを見逃がすわけはないのだ。
イスタンブルで行われるといっても開催地クルトキョイはアジア側。しかしホテルなど宿泊施設のほとんどは、当然ながら観光地やビジネスの中心地に近いヨーロッパ側にある。アジア側とヨーロッパ側をつなぐのはボスポラスにかかる2つの大橋のみ。
船もあるにはあるけれど、団体のツアー客などはまずバスでの移動となるはず。おそろしいような大渋滞が発生しそうだ。念のために言っておくが今からこの時期にまっとうなホテルを予約するのは不可能に近い。宿泊施設もまたまた大ピーク。ドミトリーでもホームスティでもなんでもいいから、ひとつは押さえておきたい。本当に野宿することになっても知りませんよ。
8月21日。6月の今は比較的すごしやすい気候が続くが、その日は暑い日になるのだろうか。
チケットはwww.msoistanbul.com
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