絶対食べたい!香港のあったかB級グルメ煲仔飯

公開日 : 2018年01月19日
最終更新 :

年間平均気温が26度の香港ですが、

最近はそれを下回る18度くらいという寒さ。

寒くなると食べたくなるのが、煲仔飯(ボウチャイファン)。

煲仔飯(ボウチャイファン)とは香港名物の土鍋ご飯。

ご飯に具材をのせて炊き上げるので、具材の味はしみこみ

ご飯はちょうどいい加減のおこげができて、

なんといもいえない幸福感でいただけるのです。

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下町B級グルメ、

場所は油麻地のテンプルストリートにあります。

かなりローカル色が濃いエリア、

夜になると屋台が並びます。

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目的地の興記菜館(Hing Kee Restaurant)は1983年にオープンした

煲仔飯の専門店。種類も50以上あります。

このエリアに隣り合わせで5店舗あるので

空いている店の席に案内してくれます。

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それぞれの店舗はそれほど広くなく、

相席は当然、

食べ終わったらさっさと出る

というのが暗黙の了解のようです。

食べ終わるや否や、すぐにお勘定の催促にくる優れたスタッフ。

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予約はできないので、早いもの順。

午後6時半に行ったら待たずに入れましたが、

7時過ぎると席待ちの列ができ始めていました。

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メニューは中国語、英語、日本語で表記されているので

広東語ができなくても指さしで大丈夫。

これと、これと、これと、これと、これと

あとチンタオ(青島ビール)ンゴイ(すみません(お願い)の意味)!

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ポウチャイファンはオーダーをしてから作りはじめるので

15~20分くらいの待ち時間。

ビールを飲みながらイカフライや野菜をつまみながら

わくわく楽しく待ちます。

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来た来た~

土鍋は熱いので触らないように、とのこと。

タコとチキンのミックスと鴨をオーダーしてみました。

これにソースをかけ、混ぜ混ぜしてからお茶碗にとっていただきます。

間違いなくリピーターになりたくなるお味です。

近くにあるテンプルストリートマーケットを散策しながら

帰るのがおすすめ。

昼間とは違う顔を持つ下町の夜、

香港を再発見できることでしょう。

【DATA】

興記菜館(Hing Kee Restaurant)

住所:G/F,12,14,15,17,19 Temple Street, Yau Ma Tei, Kowloon

油麻地廟街12, 14, 15, 17, 19號地下

TEL: (852)2384 3647

営業時間:18:00~01:00

アクセス:MTR油麻地(ヤウマーテイ)C出口から徒歩2分

筆者

香港特派員

りんみゆき

香港在住26年のライター/通訳です。

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