男性じゃない...香港のバレンタインは女性が主役

日本では女性が男性に告白する日であるバレンタインデー。ところが香港では、男性が女性をもてなす日です。大体は花束を送り、高級レストランでディナーを食べると言うのが基本です。ホテルやレストランではバレンタインに合わせた特別ディナーを用意しています。（写真提供：ザ・ペニンシュラ、Hotel Vic、ZS Hospitality、FUMI、Harbour City）

まずは香港で最も格式の高いホテル、ザ・ペニンシュラ。ホテル内にある7つのダイニングで1588ドル～4688ドル（2人分）までのバレンタインメニューを用意。その中でもThe Pool Terraceでは香港島を一望できるビクトリアハーバーの夜景を見ながらディナー（5品、3688ドル）の料理が堪能できます。

北角（North Point）にあるHotel VICにあるCruiseというレストランではペニンシュラとは逆で九龍側の夜景を眺めながらバレンタインディナーを食します。2人、5品の料理で1314ドルとペニンシュラよりリーズナブルです。

上環（Sheung Wan）にあるAHA restaurant & barでは1人498ドル（4品）なので、上の2つのホテルよりも更にお得なディナーを味わえます。メインはシーバス、USビーフ、ラムチョップの3種類から選びます。

香港になると日本食料理店でもバレンタインディナーがあります。香港最大の飲み屋街、蘭桂坊（Lan Kwai Fong）にあるFUMIでは2人分、8品で1402ドルです。値段は2月14日（香港では日付、月、年の順番で表記することが多いのです）にちなみました。刺身の盛り合わせ、ツナのカルパッチョと煮込みなどです。

香港は日本の影響を受けたのかチョコレートをプロモーションとして使っているところもあります。尖沙咀（Tsim Sha Tsui）にある海港城（Harbour City）ではChocolate Trail 2019として、海港城内にある小売店でチョコレートとのプロモーション販売をするほか、チョコレート工場の製造機械イメージしたディスプレーがされます。また、ケイトスペード、セルジオロッシの2つのブランドはポップアップショップをモール内につくって、ブーケなどの販売を行います。

バレンタインにおいては日本とは異なるの風習の香港。当日、彼氏や夫と香港に旅行している日本女性の方...香港のバレンタインデーをアピールしましょう。あなたが主役となります。