会員制クラブ「大公館」のラウンジ部門の「Cadenza」に日本人シェフが就任。非会員も利用可能
茘枝角(Lai Chi Kok)は元々繊維系の工場が多かったこともあり今でもファッション関係の企業がオフィスを構えています。また、2000年代に入ってからは茘枝角駅南側はデベロッパーが積極的に開発して新しい高層マンションが立ち並んでいます。「D2 Place」というショッピングモールには「大公館(Greater China Club)」という会員制の高級クラブがあります。そこには高級広東料理「萬慶(Man Hing)」、ジャズラウンジ、屋上に作られたルーフガーデン、アート作品などがあります。そんな中で「Cadenza」というラウンジもあります。ここに沖縄出身のシェフ川端正人さんがエグゼクティブシェフに就任しました。川端さんはこれまでにパリの有名レストランなどで腕を振るってきたフレンチ料理の料理人ですが、エグゼクティブシェフ就任に伴い、新メニューが誕生しています。(写真提供:Jin Communications)
メニューを見てみますと、タイの刺身を南フランス風のドレッシングをかけたカルパッチョの「法國南部鯛魚刺身薄切配香草及法式酸醬(Southern French-style Sea Bream Carpaccio with Ravigote Dressing)」(会員158ドル、非会員178ドル)、「焦糖鵝肝凍批配東方香料燴鰻魚(Caramelised Terrine Foie Gras with Stewed Eel with Oriental Spices)」(会員198ドル、非会員218ドル)、フォアグラのテリーヌにウナギが載っている日本とフレンチが融合した料理です。「皮諾紅酒香料烤鴨胸(Roasted French Duck Breast served with Pinot Noir Wine Sauce with Herbs)」(会員218ドル、非会員238ドル)は鴨の胸肉のローストです。
「法國南部鯛魚刺身薄切配香草及法式酸醬(Southern French-style Sea Bream Carpaccio with Ravigote Dressing)」
「焦糖鵝肝凍批配東方香料燴鰻魚(Caramelised Terrine Foie Gras with Stewed Eel with Oriental Spices)」
「皮諾紅酒香料烤鴨胸(Roasted French Duck Breast served with Pinot Noir Wine Sauce with Herbs)」
非会員価格があるように、大公館は会員制クラブではありますが、電話やウェブサイトから事前に予約すれば一般の方も利用可能ですので、ぜひトライしてみてください。もし会員になりたければ個人であればもちろん申し込む事も可能です(入会費6888ドル、月300ドル)。
★Cadenza
所在地:Unit A, 10/F, D2 Place, 9 Cheung Yee Street, Lai Chi Kok, Kowloon, Hong Kong(MTR茘枝角(Lai Chi Kok)駅D2出口から徒歩2分)
電話:2743 8055
営業時間: 12:00~翌0:00(日~木曜)、12:00~深夜1:00(金、土曜)
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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