第4回サイクロソンはプロ自転車レースの「ハンマーレース」の最終戦も兼ねる

公開日 : 2018年08月20日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

今や秋の恒例行事となりつつある自転車イベントの「香港サイクロソン」。第4回目を迎える今年は10月14日に開催されることが決まりました。特に今年は昨年から始まったプロ自転車レースの「ハンマーシリーズ」の最終戦も開催されることが決まりました。(写真提供:HKTB)

まず一般参加の部ですが、前回同様、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の梳士巴利道(Salisbury Road)をスタートし、青馬大橋(Tsing Ma Bridge)などを走る「50キロライド」、それより短い「30キロライド」、尖沙咀のミニコースを走る「キッズ&ユース・ライド/ファミリーファン・ライド」と大きな変更はありません。また、尖沙咀東(East Tsim Sha Tsui)にある市政局百周年紀年公園では入場無料の「サイクリング・カーニバルを開催。自転車に関係するイベント、音楽のほか飲食のブースが出展。自転車を楽しめるイベントなっています。下記のリンクはツアーとサイクロソンに参加についての概要が書かれたサイトです(日本語)。

https://www.sports-his.com/bicycle/shkp.htm

775054400KT007_Hong_Kong_Cy.JPG

今年のサイクロソンの大きな特徴はプロの自転車レースである「ハンマーレース」の最終戦となったことです。自転車レースは基本的にチームは組みますが個人レースの色彩が濃いです。ですが、ハンマーレースは完全なチーム戦です。「チェイス」と「スプリント」という2つの競技が行われるのですが、見た目は平昌五輪で金メダルを獲得した女子団体パシュートのような感じで、隊列を組み、先頭を入れ替えながら突き進んでいきます。

Quick-Step Floors 1.jpg

参加チームですが「チームスカイ」が参戦予定です。昨年までにツール・ド・フランスを4度制した、クリストファー・フルームと2018年のツール・ド・フランスに勝ったグラント・トーマスが所属しています。ある意味、世界最強の2人がエントリーする可能性もあります。ほかにも、現在ポイントトップの「ミッチェルトン・スコット」、2位の「クイックステップ・フロアーズ」なども参戦。最終戦ということもあり白熱したレースになることは間違いありません。

003 Team Sky 3.jpg
004 Michelton-SCOTT 15.jpg

世界のトップの自転車レースを観る機会は、アジアでは埼玉と香港くらいですので、実際に参加するにしても、ハンマーレース観戦するにしても楽しめると思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。