香港の病院のかかり方その3(公立か? 私立か?)

公開日 : 2016年09月15日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

筆者は過去2回、香港の病院のかかり方を書きましたが、

https://tokuhain.arukikata.co.jp/hongkong/2013/01/post_300.html (1回目)

https://tokuhain.arukikata.co.jp/hongkong/2013/05/2_2.html (2回目)

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巨大な公立病院

今回は、これまでに書いていなかった情報なども盛り込みたいと思います。まず、公立病院と私立病院があります。公立病院の場合、香港のIDカード所有者であれば急患の初診料は100香港ドル、普通科の問診は45ドル、注射は17ドルで受ける事ができます。しかし、観光客などはIDカードは持っていませんので、その場合の急患の初診料は990香港ドル、通常の問診が385ドル、注射は100ドル、仮に入院した場合は1日4680香港ドルとなります。

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急患の受付

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急患のときに渡される紙

私立病院の場合は、IDカード所有かどうかは関係ありません。普通の問診は、初回ですと病院に寄りますが、680から2160香港ドルです。もし入院した場合は急患の場合1等が1日5640香港ドル、2等が3760香港ドル(香港では入院する部屋でも飛行機のようにクラス分けがあります)、通常の入院の場合は、1等が5610香港ドル、2等が3740香港ドルです。このように私立病院は高額になる事がほとんどです。

公立病院だと英語か広東語になってしまいますが、私立だと日本語の対応をしてくれるところがあります。それがアドベンティスト病院です。大きな総合病院でここに行けば日本語で対応してくれます。

https://www.hkah.org.hk/jp/main (日本語)

こちらは日本語が堪能なLisa Chamという医師のクリニックで日本の保険が使えるので、ここが一番いいかもしれません。

http://www.clinichongkong.com/

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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