新年早々から病院に・・・。香港の病院のかかり方

公開日 : 2013年01月30日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

 正月明け、小生はなんとぎっくり腰になってしまいました。文字数の関係があるので詳細は割愛しますが、重めのダンボールを持った瞬間に......。

 そんなわけで、明愛病院(Caritas Medical Centre)という香港でも屈指の規模を持つ総合公立病院にいきました。香港のIDカードをもっていなくても治療を受けられるほか、24時間緊急病棟を抱えているので旅行者の方は覚えておいて損はありません。緊急病棟の値段ですが、香港のIDカード保持者なら診察や治療、薬すべて込みで100ドル、IDカードをもっていない人でも570ドルと、破格の安さです。

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料金が100ドル、570ドルというのがわかります

 今回は筆者の病院でのお話を通じて、香港の病院の流れを紹介したいと思います。ただ、せきをするだけでも激痛が走るぎっくり腰であり、途中からは重症患者用のベッドに寝かされたので簡単には撮影できませんでした。写真の質はご容赦ください。

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 まずは、緊急病棟の受付で名前や連絡先などを登録します。緑の紙が渡され、ロビーにある緑の椅子に座り名前が呼ばれるのを待ちます。病院内の言語は広東語が中心ですが、日本人の名前ですから呼ばれればすぐにわかります。そしてお医者さんが簡単な質問を受けます。(医者は英語が話せるのでご心配なく)。筆者はここでベッドに乗せられました。そして別のロビーに案内されます。しばらくすると看護婦さんが診察室にベッドを運んでくれます。最初とは別のお医者さんが診察開始。痛み止めの注射を打ち、レントゲン撮影となりました。ベッドに横たわったままレントゲン室へ。撮影終了後、観察室というところにいき、再びお医者さんから診察を受けます。骨には異常がないこと、それと低周波治療器をあてがわれ、最後にぎっくり腰対策のストレッチの仕方を教わりました。

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 受け付けに再び戻り、支払いを済ませ、病院内ある薬局で薬をもらって終了です。公立病院は格安で治療を受けられるため、たくさんの人が訪れます。緊急病棟でも受付開始から終了まで私の場合は約3時間。日中は時間がかかる可能性があることを頭の片隅に入れて置いてください。

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このように薬をもらって終了。銀行と同じく番号で呼ばれます

★明愛病院(Caritas Medical Centre)

住所:九龍深水埗永康街 111 號

111 Wing Hong Street, Shamshuipo, Kowloon.

電話:3408 7911

緊急病棟は24時間

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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