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Anchorage地震

カテゴリー:お知らせ / 治安・渡航安全情報 投稿日:2018年12月 5日

後日談ですが、11月30日にアンカレッジでマグニチュード7の地震がありました。

とっても個人的な経験談で、そして長いので、つまらなかったら飛ばしてくださいね。

* * * * * * * * * * * * * * * * *


イーグルリバーという、アンカレッジから少し北にある友人のファームのお留守番をしていました。

実はそこってアンカレッジよりも震源地に近かったんですぅぅぅ!


調度その日にホーマーに帰るフライトを取ってあったので、車に荷物を積む過程。朝8時半くらいですがまだ外は真っ暗で寒かったのでジャケットを着て、ブーツを履いている途中。。。


グラグラっ!

(あれ?地震かな?)←心の中

グラグラぐらっ!!!

(ひゃー大きい地震だー!!!)

とっさに玄関のドアを開け、寝坊助の長女の寝ているベッドルームにブーツのまま駆け戻るの図。


らせん階段のある豪邸が、ギシギシいって、食器がキッチンでガシャーン!ガシャーン!

そして友人の大量のエッセンシャルオイルコレクションが落ちたのか、突然いい匂いが漂う中、大きい揺れで、らせん階段がゴキッ!!っていった。


おおお!もうだめか!!!と思った瞬間、電気が消える。

そして、揺れが収まった。。。。。。ふー。。。


急いで娘の着替えを暗闇の中、手伝う。パジャマの上にスノーパンツと大きいジャケットを着させて、ワタワタと荷物を車に積む。。。

昨日のうちにほとんどパッキングしていたので、家出は結構簡単だった。
犬達3匹は怖がって家の中に入らないので、娘と一緒に車で待っててもらう事に。

バックパックの中からヘッドランプと、懐中電灯を出し、家の中を探検。。と、言うか、ガス漏れと水漏れの点検をしに行く。


鼻を効かせて、とりあえずガス漏れがないので一安心。


アラスカでは、冬場の水漏れで家が傷む(というか崩壊する)事が多々あります。
友人のご自慢の井戸水が、やっぱり漏れてるー。。。。300ガロンの貯蓄タンクから漏れてるー。床下に水が溜まってる。。。
あああ、これが凍ったら大変なことにぃぃぃぃ!!!!!!!

まだ、停電しているので、水のパンプの、ブレーカーを切らなければいけないけど、どれだか分からない。。。。
ええい、この際、全部消してしまえー!!

心の葛藤の中、また余震で揺れだしたので、恐ろしいので外に駆け出て、動物たちの様子を見に行くと、案の定やらなければいけない事がいっぱい。。。

一つずつ片づけて、時計を見たら、もうそろそろ出なくてはいけない時間。


そそくさと友人の家を後にして、途中、近くの図書館まで本を返しに行かなければいけなかったので、寄ることに。

案の定、信号停止。何とか図書館までたどり着いたはいいけど。。。。


大きな窓ガラスが何枚も思いっきり割れてるっ!!!本が床中散らばっていて、コンピューターもスクリーンが割れて床に転がってた。

隣のビルでは、配水管が壊れたのか、2階から大量に水漏れしているのが見える。

ベニヤ板で大きな窓の復旧作業をしていた方に、どうしたの、と聞かれ、ホーマーに帰るから本を返しに来たと言ったら、道路がえらいことになってるよ、と言われました。


調べてみると、本当にえらい事になってる。幸い、ここから北のハイウェイだった事を確認し、イーグルリバーの南の方まで行けば、ハイウェイに乗ってアンカレッジまで行けるかもしれないと言う事を近くのおばさんに聞き、とりあえず前進することに。

途中、ひび割れしている橋があり、怖かったけど前の車が通れたので、おっかなびっくりで運転(娘には言わなかった)


アンカレッジ行き(南方面行き)はぜーんぜん空いていたけど、逆方向はギッチリ詰まって全然動いていなかった。


あまりにもスムーズに事が運ぶので、本当にこっち方面に走って行ってもいいのかな、と不安に駆られたが、空港はアンカレッジだし、友人は午後にシアトルからの飛行機も飛ぶはずだ、と言ってるし、空港は閉鎖してはいないのでとりあえず行くことにした。


橋が落ちた道を通らないように、裏道から行ってようやく空港に着き、カウンターに行ったら、私達の乗るはずだった飛行機がキャンセルになった、と言われました。そんなことオンラインで言ってなかったじゃないかぁ!


仕方がないので、次の日の同じ時間の飛行機を確定で席を取り、落ち着くために少し座っていると、また余震!小さいけど、心がビビっているので、いい気分ではない。しかも、空港はガラス張り。


もう一度カウンターに戻り、次の飛行機のスタンバイ待ちを要求。スタンバイチケットを手に入れた。


待っている間、携帯電話を充電し、度々ある余震の度に飛び上がり、近くのおばちゃんと顔を見合わせてうなずき、空港内の復旧作業を目の当たりにし、無事にフロリダから帰ってきた友人にグッドラック、と肩をたたき、待つこと5時間。


私達、満席の飛行機でスタンバイ6人目。ダメかなぁ、と思っていたけど、ラッキーな事に乗れることに!


と、言う事で珍道中はホーマーで落ち着きました。

夫が言うには、ホーマーは揺れたけどそれほどでもなく、津波警報が鳴ったが結局取りやめになったと。
DSC_0017.JPG


今週いっぱい、アンカレッジの学校はお休みだそうです。


ほとんどの学校が復旧作業が必要なのと、一校は復旧不可能かもしれないそうです。たくさんの家で、壁が壊れたり、配水管、ガス管が壊れて、冬の寒い中(と、言っても今年は例年ほど寒くない)暖房がない家もいっぱい。


私ノマド人間ですが、もし、万が一、家を持つことになったら、災害に強い家を建てようと決心しました。

取り敢えずは、災害があった時の為に防災バッグを作っておかねば、と思いました。


以上、とっても個人的な記事でした。写真は手に汗を握っていましたので撮る心の余裕がありませんでした。

あしからず。


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裕子

アラスカ・ホーマー特派員の裕子が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:裕子

裕子

はじめまして!アラスカ州からお便りを送らせていただきます。 子供時代、70年代後半から80年代にかけてをモスクワで8年間。どう言う訳か敵国(?)のアメリカ、そして又もや寒い地に住んでいます。流れと勢いに任せてアラスカのアンカレッジから車で5時間程南下した所にある小さな町ホーマーまで辿り着きました。 美味しいものと、美しい大自然を堪能する事、健康には目がありません。現在2人の子育てに奮闘中。息子は釣りに夢中、娘は動物好き、ホーマー生活を発信します。 DISQUS ID @disqus_3hg29p12yC

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