紅葉燃ゆる「瑞牆山」カンマンボロン登山に挑戦しました!

公開日 : 2018年11月03日
最終更新 :
筆者 : 水月
CIMG6310.JPG

紅葉燃ゆる季節の到来ですね~♩

わたしも、初登山に挑戦ということで、北杜市須玉町にある瑞牆山に行ってきました。

と言っても、目指したのは頂上(2,230m)ではなく「カンマンボロン」(1,730m)と呼ばれる岩場です。大きな岩に「大日如来・不動明王」を意味する梵字が刻まれた場所で、弘法大師が霊場選定のために訪れ、この山の姿を愛し刻んだと言われています。

10月28日日曜日。秋晴れで、紅葉も美しく色づいていました。

CIMG6213.JPG

車を停めて出発したのは、「みずがき山自然公園」です。ここには、売店やオートキャンプ場もあるんですよ。

紅葉の季節だからか、朝9時半に着きましたが100台分の駐車場もいっぱい。ぎりぎり停められました。

紅葉狩りというよりは、登山やマットを背負った岩登りをする方々が目立ったように思います。

CIMG6231.JPG

広い芝生に植えられた木々も、紅葉していました。

CIMG6305.JPG

カンマンボロンを目指して歩いた山道は、こんな感じです。

登山ガイドの経験者である知人に同行してもらいました。

CIMG6288.JPG

だんだん登りが険しくなっていき、振り向くとけっこうな傾斜が。

そして、素人のわたしには、どれが道なのかまったくわかりません。

CIMG6256.JPG

えーっ、これが道しるべなの?

傾斜は急ですが、初心者のわたしでも気をつけて歩けばなんとか登れる山道でした。けれど、経験者の知人がいなければたどり着けないどころか、遭難の危険もあったと思います。

CIMG6278.JPG

あそこに見える岩なんですね。文字はまだ、見えません。近づかないと見えないそうです。

CIMG6270.JPG

着いた!おーっ、空に近い! 抜けるような景色が広がってる!

向こうに見えるのは、南アルプス連峰。清々しい。空気が美味しい。気持ちいい!

途中少しの休憩をはさみ、1時間半で到着しました。

CIMG6265.JPG

そしてこれ、下側に文字が刻まれたようになっているのが、「カンマンボロン」と読むのだそうです。

CIMG6267.JPG

弘法大師が刻んだという言い伝え、本当なんでしょうか。そうとでも考えないと不思議過ぎます。

CIMG6280.JPG

「カンマンボロン」の梵字の上の方にも、まるで石碑のように何か刻まれたような岩がありました。

さあ、ここからは帰路。下りです。下りの方が落ち葉や石など滑りやすくなっているので危ないと、知人が何度も注意を促してくれました。

CIMG6212.JPG

この日のために用意した山靴が活躍しました。そして知人の慎重なガイドのおかげで、ケガもなくぶじ下山できました。

ヒートテック下着を2枚重ねの上にフリースのタートルネック、それにライトダウンを着ていたんですが、風もなく登山日和だったので、ダウンはすぐに脱ぎました。

持ち物はリュックの中に、雨具上下、帽子、手袋、タオル、飲み物(冷たいのと温かいの500mlずつ)、おむすび2個、飴などを入れていきました。天気は変わらなかったけど、雨具は防寒具にもなるので、いざというときのために持参する方がいいそうです。

CIMG6317.JPG

「みずがき山自然公園」に帰って来て眺めた瑞牆山です。

とても楽しい登山になりました。みなさんも、どうぞくれぐれも気をつけて山を楽しんでくださいね。

*********************

■みずがき山自然公園

住所 山梨県北杜市須玉町小尾8862-1

電話 0551-45-0277

北杜市観光協会ホームページ https://www.hokuto-kanko.jp/guide/4757

地図をズームするには、Ctrl キーを押しながらスクロールしてください

筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。