山梨土産人気№1の『信玄餠』は、2つある?
山梨土産の人気№1と言えば、なんといっても『信玄餠』です。
武田信玄公が出陣の際、非常食とした切り餅にちなんで作られた和菓子だとか。
その米粉の餠「求肥(ぎゅうひ)」にきな粉をまぶし黒蜜をかけたこの銘菓、じつは2つの和菓子屋さんが作っているってご存知でしょうか?
左が「桔梗屋」の「桔梗信玄餠」(6個入り税込み990円消費期限12日)で、右が「金精軒」の「信玄餠」(6個入り税込み980円消費期限11日)です。ちなみに、この巾着袋の色が2つの和菓子屋さんの違いというわけではありません。「桔梗屋」は、紫、赤、白の3種類があり、「金精軒」は、紫と赤の2種類があります。色によって中身が違うわけでもありません。
ひとつひとつビニールの風呂敷でていねいに包まれています。さっそく、いただいてみましょう。
左が「桔梗屋」の「桔梗信玄餠」です。右が「金精軒」の「信玄餠」です。
どちらも、きな粉のなかにお餅が3つ入っています。
黒蜜をかけてみました。「桔梗信玄餠」です。
「金精軒」の「信玄餠」です。
食べくらべてみて、「桔梗信玄餠」の方がもっちり、「信玄餠」の方がさっぱりした感じかな~という感想を持ちました。米粉で作ったお餅にも砂糖が入っているようですが、甘みはどちらも強くなく、甘いものが苦手な方にも喜んで召し上がっていただけそうです。食べてみて、どちらもたしかに山梨銘菓№1を誇れる美味しさだなと思いました。なつかしい味なんだけど、和菓子のわりにはかなり甘さひかえめで、もう1個、あと1個と食べられちゃう感じなんです。
「桔梗屋」は、ご当地名菓としてコラボ商品を次々と作り出しています。カントリーマアムやチロルチョコ、キャラメル、プリンのほか、アイスクリームなども。山梨に来ていただいた方に山梨銘菓を楽しんでもらいたいという意気込みが感じられますね。
ホームページ → 『桔梗屋』
「桔梗信玄生プリン」(4個税込み1,026円)は、大人気。2015年おみやげグランプリフード・ドリンク部門「グランプリ」を受賞。生クリームと卵にきなこのコクをプラスした、黒蜜がぴったりのプルプルプリンです。
なんと「ガリガリ君」とのコラボ商品「ガリガリ君リッチ黒蜜きなこもち」は全国で販売中なんですね。楽しい♡
一方「金精軒」の方は、和菓子としての「信玄餠」を追求しているようです。
ホームページ → 『金精軒』
「極上生信玄餠」(5個入り税込み770円)の美味しさは、大評判。
山梨の梨北米100%で作られています。お米の甘みを生かし、砂糖を半分に減らした上品な味わいです。
「生」なので消費期限は3日間。つるんとしたさらにやわらかな口当たりを楽しめます。
砕いた胡桃の入った「くるみ信玄餠」(6個入り税込み980円)も作っています。醤油味のゆべし風です。
「桔梗信玄餠」と「信玄餠」
2つの和菓子屋さんが、それぞれ心をこめて手をかけて作っている山梨銘菓です。
一度食べたら、癖になる美味しさですよ~♩
山梨県のJR主要駅やお土産コーナー、道の駅などに置いてあります。
山梨にいらしたときには、ぜひお土産にどうぞ!
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。