いざという時のために! 〜ホーチミンで薬局に行こう〜

公開日 : 2018年01月26日
最終更新 :
筆者 : おはな

旅行中に急に体調不良になったら、どうしたらよいのでしょうか?

行けるなら病院に駆け込むのが一番!

でも、旅行中は予定が詰まっていて病院に行っている時間がない・病院に行くほどではないけど応急処置をしておきたい、などちょっとした時に駆け込める"薬局"のような存在があって欲しい時はありますよね。

今回はホーチミンの薬局について、書いていきます。

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楽しいことだけで旅を終わらせたい!けど、肝心な時に襲ってくるのが急な病気の症状。

旅行中に良くあるのが、気候の変化・普段食べなれない異国の食文化・旅の疲れ...などがきっかけで起こる体調不良ではないでしょうか。

特にホーチミンなど東南アジアは、日本のように四季がある地域は少なく、だいたいが雨季・乾季。

そのため、日本ではあまりない蒸し暑さや朝晩の寒暖差など、慣れない気候で体調を崩しやすいもの。

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ホーチミンにも薬局は数多くあります。ちょっと歩くと別の薬局がすぐ見つかるくらい多い。

"NHA THUOC"と書いてあるお店が薬局です。

ベトナムには、日本のような"健康保険制度"はないため、医療行為を受けると全て自費診療。

ちょっと病院に行っただけでお金が湯水のように流れていくので、ベトナムの方は病院ではなくまずは薬局に薬を買いに行きます。

薬局には白衣を着た薬剤師のような方が常駐しています。ほとんどの方が英語が話せるのでご安心ください。

薬は基本、薬剤師のいるカウンターの奥に並んでいますので、症状を伝えて薬を出してもらいます。

便利なのが、薬は1回分から買うこと。日本では箱単位の購入ですが、こちらでは必要な分を伝えると1回分から販売してくれます。

箱で買う人は外国人がほとんどで、ベトナム人は必要な分だけ購入しています。

参考までに、ホーチミンに来てから私がよくお世話になっている薬を紹介しますね。

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こちらは喉の薬。のど飴のように舐めて服用します。

この薬にはいくつか種類があり、写真のものは咳が出ている症状に効くタイプ。

喉の痛みに特化したタイプもあります。

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こちらは、解熱鎮痛剤。

頭痛や歯痛、急な発熱の解熱剤として服用しています。

この手の薬は日本から持参している方が多いとは思いますが、忘れても薬局で購入できるのが安心してください。

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こちらは総合感冒薬のような薬。

ちょっと体調がだるい(風邪をひく前の症状)、ちょっと熱っぽい・寒気がする、などこのままだと風邪をひきそうな時に、いつもお世話になっています。

風邪を引いた後でも、これを飲んでたっぷり寝ると体が楽に感じることも!

服用方法は、錠剤の薬を水に溶かして飲みます。水に入れるとシュワシュワと数分で溶けます。

薬なので美味しくはないですが、飲めないことはない(笑)

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そして、東南アジア旅行で欠かせないのがこちらの薬。下痢止めです。

下痢の原因である腸内の細菌などを固めて便と一緒に排出する作用があるようです。

下痢は原因によっては止めない方が良い、とは聞きますが、今回は旅行中の緊急事態用なので紹介しておきます!

服用方法は、とても細かい粉の薬なので水に溶かして飲みます。

...溶かすと水がグレーになるので飲み気が失せるのですが、味は乳酸菌系ドリンクに近い感じ。

上記は、旅行中に使いそうな薬の一部。

ホーチミンの薬局では様々な薬が常備されています。薬剤師も常駐しているので、心配せずに頼ってください。

一番は病院に駆け込むこと。

それが難しい時の緊急手段で覚えておいてください。

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