ロンドンを象徴する橋、タワー・ブリッジに登ってみよう!

公開日 : 2014年12月14日
最終更新 :
筆者 : 小野雅子

ロンドンを流れる大河、テムズには沢山の橋が架かっていますが・・・中でも最も有名なのは、タワー・ブリッジじゃないでしょうか?グレーと白に青のアクセントが映える、とても見栄えのする橋ですよね。

2012年のロンドン・オリンピックの時には五輪マークが誇らしげに飾られていたから、テレビの五輪中継でも映る機会が多かったと思います♪

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この橋では以前から、一般観光者が塔の中に入って上部の歩行通路を歩けるようになっていましたが・・・今年の11月からは、その一部がガラスの床になったというので、約20年ぶりに登ってみましたー!

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上の写真で、床の一部がガラスになっているのが見えるでしょう?ガラス部分は全長11メートルもあるので、正にガラスの廊下!!!

2つある塔のうち、ロンドン塔に近い方にチケット売り場&入場口があります。オンラインで事前に買うと少~しだけ安くなります。

お天気の良い日にロンドンの眺めを楽しみたい場合は、当日に窓口でチケット購入する方が無難かもしれません。私は土曜日の午後に行きましたが、列は思ったよりもサクサク進んで15分くらいで入れましたよ。

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リフト(エレベーター)があるので、上に登るのもラクラク~♪ 

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でも時間と体力に余裕のある人は、こんな木の階段を上るのも風情を楽しめて良さそうですね。

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塔と塔をつなぐ通路には、ところどころに昔の写真や資料などの展示が。それに橋が完成するまでの過程や、背の高い船が通る時にパカッと橋が分かれて上がる仕組みを分かりやすく説明するミニ・フィルムも上映しています。

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上映室の一つでは、上を見上げたら橋の工事をしている人がいてビックリしましたけどね!薄暗いせいか、とてもリアルに見えた蝋人形・・・。

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展示の一部には、日本語もありましたよ。こういうのって、何となく嬉しいですよね。^^

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テムズ川を挟んでロンドンが見渡せて、眺めも上々!

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さてさて、待望のガラス廊下へやって来ましたよーー。どんな感じなのかしら?ちょっとドキドキするけど、楽しそう~。でも苦手な人はその両脇にある普通の床を歩けるから、ご心配なく!

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高さは42メートルだから、東京タワーやスカイツリーのガラス床に比べたら全然低いんですけどね。でも全長が11メートルもあるので、その上に立ってみるだけじゃなく・・・浮遊感を味わいながら歩ける!ってのが魅力です。

ちょっと見は1枚のガラスに見えるものの、実は4枚のガラス板が層になっているそうです。だから万が一、1枚目のガラスに何かあっても大丈夫!あと3枚のガラスが控えておりますー。

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最初の一歩は正直言って少ーし怖かったけど(笑)、足元にテムズ川があったり人々や車や船が行き交うのを見下ろすのって面白いですね~。うふふ、期待以上の大満足。^^

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ヘンリー8世と6人の妻で有名な中世の城塞、ロンドン塔もすぐ近く。市街観光の一つとして、ぜひお勧めしたいタワー・ブリッジです!!!

筆者

イギリス特派員

小野雅子

在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!

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