【番外イギリス編】英国一かわいいテディベア専門店「Teddy Bears of Witney」

公開日 : 2018年03月01日
最終更新 :
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ベトナム・ハノイ特派員ブログですが番外でイギリス編をお送りしています

オックスフォードからバスにのんびり揺られて約35分、コッツウォルズ地方独特のはちみつ色の家並みが続く街ウィトニー(Witney)に到着します。その街のハイストリートに、テディベア専門店「Teddy Bears of Witney(テディベアーズ・オブ・ウィトニー)」があります。 "イギリスで一番可愛いいテディベアショップ "と、私が固く信じるこの店を本日はご紹介します。

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ウィトニーの街を貫くハイストリートの北端にこのお店はあります。16世紀に建てられたコッツウォルズストーンのコテージハウス、その入口には赤いクマの看板。歴史を感じさせる建物のウィンドウには数多くのテディベアたちが並び、愛らしい姿でお客様を迎えます。

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▲テディベアたちの目にも映る美しいコッツウォルズの街並み

1985年、世界的に知られるテディベアコレクターのイアン・パウト氏は、イギリス初のテディベア専門店をウィトニーの街にオープンしました。シュタイフ、メリーソート、ハーマンなど一流メーカー品ほか、世界から選りすぐったテディベア・アーティストによる作品を販売。ショップオリジナルのテディベアもあり、お店には1000点以上のストックが常備されています。新作だけでなく、貴重なビンテージやアンティークベアもあり、イアンさんの経験に基づいた深い知識やアドバイスをいただきながらのお買い物も魅力のひとつになっています。

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▲お店のアイドル、真っ赤なテディベア「アルフォンゾ」(展示)

特別にあつらえたロシア風の衣装がかわいい!

ロシアの皇族(大公女)、プリンセス・ゼニア(又はクセニア)が所有していた伝説の赤いテディベア(シュタイフ・1908年製)「アルフォンゾ」は、イアンさんが所有するコレクションの中で最も有名なもののひとつです。以前は本物がお店にありましたが、現在はデンマークのテディベア博物館に展示されているそうです。「アルフォンゾ」はテディベアーズ・オブ・ウィトニーを象徴する存在となっており、シュタイフ社ではウィトニーのためのアルフォンゾ(レプリカ)をこれまでに制作、現在は旅のお供にぴったりな小さなサイズのレプリカ「ポケットアルフォンゾ」が販売されていまるので、ぜひ旅の記念に購入してみては?

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私がイギリス在住時代、このお店に一目で恋に落ちたのは、この愛らしいカントリースタイルの室内に並ぶテディベアたちの自然な佇まいです。まるで、この古いコテージハウスの住人であるかのように、生き生きと幸せそうに置かれている姿は、心からテディベアを愛するイアンさんならではの優しい計らい、テディベアーズ・オブ・ウィトニーならではだと思います。

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そっと手に取ってその感触や重みをしっかりと確かめながらお気に入りのベアを選べます。また、同じものの在庫があれば、いくつか見せていただき「お顔選び」もお願いできます。

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「ティー?コーヒー?」

と、声をかけていただいたら、ぜひお茶が冷めないうちに一服を。来店者への心遣いがうれしいサービスです。お茶をいただきながら、ゆったりとした気分でお気に入りのテディベアを探せますよ。

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お店の奥には長い棚が続き、日本でも大人気の英国テディベアメーカー「メリーソート Merrythought」のコーナーがあります。エリザベス女王に「(表情)がcheeky(生意気)ね」と言われ"チーキー"と呼ばれるようになった、お茶目な表情をしたテディシリーズほか、新作からウィトニー限定品まで様々にそろっています。

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▲ガラスケースに保管されたアンティークベア

シュタイフ社製を中心に、時代を超えた貴重なテディベアが購入ができます。

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▲「くまのプーさん」のモデルとされるテディベアは、イアンさんが所有する貴重なコレクションのひとつ(展示)

店内の小さな部屋は「ミュージアム」として、イアンさんのコレクションが展示されています。ファーネル社製のテディベア、そしてピグレットは、「くまのプーさん」の作者A・A・ミルン氏の息子、クリストファー・ロビン・ミルンが持っていたものと同じモデルと言われています。

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▲愛らしい表情のアンティーク・テディたち(展示)

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英国ITVで放送されたドラマ「Brideshead Revisited」で大人気となった、イギリスで大変有名な「アロイシャス」です。テレビ撮影で使用された、本物のアロイシャスが展示されています。

「テディベアーズ・オブ・ウィトニー」は、ベビーや子供たちへのプレゼントから、コレクター向けの希少なテディベアまでそろう専門店です。イアンさん、ジャニスさんを始め、スタッフもみな親切で素敵な人たちばかり。オックスフォードから立ち寄りやすいので、イギリスでの特別なお土産選びにぜひ訪れてみてください。

☆Information☆

Teddy Bears of Witney

Address:Teddy Bears, 99 High Street, Witney, Oxfordshire, OX28 6HY

*地図に表示

Tel: 01993 706616

Website: https://teddybears.co.uk/

Open:

Monday to Friday 9.30 am - 5.30 pm

Saturday 9.30 am - 5.00 pm

Sunday 10.30 am - 4.30 pm

ウィトニーのテディベアは日本の代理店通販サイトからも購入できます。

テイクス・ウィトニー

Website: http://www.witney-jp.com/

日本語で親切に対応をしてくださるので安心です!

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テディベアショッピングの後はゆっくりランチやティータイムを。ウィトニーにある、イギリスらしさ溢れるおススメのお店をご紹介します。

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HUFFKINS

まさにイギリス!

まさにコッツウォルズ‼

そんな味わいの濃厚なケーキやパイ、気軽なランチで人気のお店です。

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▲Pear Williams

薄切りトーストをこんがりと焼いた上に、洋ナシのスライス、地元産のハムを交互に重ね、たっぷりとチェダーチーズをかけて焼いたもの。イギリスの味です!

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▲古き良きイギリスを感じる素朴なケーキやパイ

どっしり、ぎっしり具沢山のコッツウォルズパスティなど、カントリーサイドらしさ溢れるイギリスのパイやケーキが味わえます。ジャム、紅茶、スイーツはおみやげにもぴったり!ハイストリート沿い、バス停のすぐそばにあります。

Website:

https://www.huffkins.com/

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The Old Pill Factory

センスの良いビンテージな家具やファブリック、雑貨が手ごろな値段で購入できます。

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▲レトロなポットやホーローもキュート!

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オープンで明るい雰囲気の、誰もが気軽に入れるカジュアルな雑貨店です。自宅で活躍しそうなビンテージ品をセンス良く揃えています。お店はHuffkinsの並び、バス停のすぐそばにあります。

Website:

http://www.theoldpillfactory.com/

ウィトニーへのアクセス

ロンドン・パディントン駅 → オックスフォード → ウィトニー

旅の起点はロンドン・パディントン駅です。グレートウェスタン鉄道オックスフォード方面へ行く列車に乗車し、約1時間でオックスフォードに到着です。

※パディントン駅詳細はこちらのブログをご覧ください

https://tokuhain.arukikata.co.jp/hanoi/2018/02/post_61.html

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オックスフォードで下車後、駅を背に右手へ徒歩1分ほど。駅前から続く通りを渡ったところにバス停があります。バス停の向こう正面にOxford Hotelが見えるので目印にしてみてください。バスは「S1」に乗車を。所要時間35分ほどでウィトニーに到着します。日中は1時間に4本ほどバスが運行されています。車窓に広がる村や街、カントリーサイドの景色も見どころです。

Tips:

50ポンド札はイギリスでは大金です。バスでは受け付けてもらえないので、乗車前にかならず崩しておくように。チケットの購入は、バス乗車時に運転手に行先を伝え、Single=片道、または Return=往復を選んで購入します。

参考:

オックスフォード⇔ウィトニー 

Returnチケット6.4ポンド*2018年2月現在

ウィトニーは小さな街なので半日で十分楽しめる場所です。午前中に出かけ、午後はオックスフォード観光などを組み込めば、ロンドンから行ける充実した1dayエクスカーションになることでしょう。テディベアファン、雑貨ファンの方におススメのプランです。

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それではみなさま、すてきな旅を。

イギリス編はまだまだ続きます!

Special thanks to Ian, Janice and staff of Teddy Bears of Witney!

そして日本の代理店テイクス・ウィトニーのHisaeさん、貴重な情報のご提供など心強いサポートをありがとうございました。

お知らせ:

「ハノイ特派員ブログ」ということで、ハノイ情報のために当ブログを訪れてくださる皆様には心からの感謝と共に、事情によりしばらくの間イギリス編となりますことをお詫び申し上げます。読むべき記事かどうかが一目で区別できるよう、臨時コンテンツのタイトルは【番外○○編】と記しております。内容がハノイ/ベトナム情報かどうか、こちらでご判断いただけると助かります。ベトナムに戻り次第ハノイ便りを再開予定です。それまでよろしくご理解のほどお願い申し上げます。

Photos & writing © Midori Nakagawa

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