今年はどこへ行こう。もっと旅したい美しいベトナム

公開日 : 2018年01月04日
最終更新 :
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▲クイニョン(Qui Nhon)の夜明け

明けましておめでとうございます

新年が旅先で始まった方も多いと思いますが、「今年はどこへ行こう」とプランを立て始めた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ぜひ今年はベトナムへ。

本日はこれまでの旅を思い出しながら、私が見たベトナム各地の風景をご紹介します。

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▲フーコック(Phu Quoc)

フーコック Phu Quoc

ベトナム最南端にあるカントー省の西、タイランド湾に浮かぶフーコック島は開発が進む秘境チックなリゾートとして、近年注目のスポットです。青い海と白い砂のビーチは穏やか。デッキチェアに寝そべり、波の音を聞いて過ごすだけで大自然のエネルギーを充電できます。胡椒、魚醤、真珠が名産で、シーフードも抜群に美味しい島です。

Access: ホーチミンから飛行機で約1時間、ハノイから約2時間で到着

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▲フーコック(Phu Quoc)

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▲ダナン(Da Nang)

ダナン  Đà Nẵng

中部の港町ダナンはベトナムを代表するリゾート地。巨大なドラゴンブリッジなど都市に点在する名所巡り、フエ、ホイアンなど世界遺産古都へのエクスカーション、自然を満喫するリゾートライフなど多様な楽しみ方ができます。国際的に知られたトップクラスリゾートならではの洗練されたシティホテルから、ラグジュアリーなリゾートホテルまで揃うのもダナンならでは。

Access: 日本から直行便で約6時間30分、ホーチミン、ハノイから飛行機で約1時間20分

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▲ダナン(Da Nang)町のシンボルドラゴンブリッジ

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▲クイニョン(Qui Nhon)

クイニョン Qui Nhơn

山、砂丘、海と、自然が豊かなクイニョンはベトナム中南部にあるリゾート地です。農業・漁業が盛んな土地ならではののどかさがあり、早朝には小舟で漁をする風景が見られました。早起きしてバルコニーからゆっくりと眺める朝焼けが美しく、午後は潮が引いた広大な砂浜など、素朴ながらのんびりとした寛ぎがここにはありました。

Access: ホーチミンから飛行機で約1時間20分、ハノイからは約1時間40分で到着

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▲クイニョン(Qui Nhon)

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▲ミーソン聖域(My Son)

ミーソン聖域 Thánh địa Mỹ Sơn

ヒンドゥー教を信仰した古代チャンパ王国の聖域として知られ、その遺跡が1999年に世界遺産登録されました。ダナンやホイアンからの半日観光としても人気が高く、現在は遺跡の発掘と修復が継続されつつその一部を公開。高度な建築技術を誇ったチャム族の文化が堪能できます。ベトナム戦争時の被害も見られ、投下された爆弾跡も生々しく残されています。見学後はチャム族伝承のダンスや楽器演奏も!

Access: ダナンから車で約1時間半、ホイアンから約1時間で到着

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▲ミーソン聖域(My Son)ベトナム戦争時の爆撃でできた巨大な穴

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▲ホイアン(Hoi An)ランタン祭の夜

ホイアン Hội An

「ホイアンの古い町並み」がユネスコの世界文化遺産に登録される中部地方の人気観光地。旧暦の満月の夜(ほぼ毎月)に行われるランタン祭の夜には美しさが際立ち、多くの観光客を魅了します。路地も美しく、ローカルグルメも充実した町です。

Access: ダナンから車で約30分で到着

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▲ホイアン(Hoi An)遠来橋

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▲ホイアン(Hoi An)旅情あふれる小路

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▲ハロン湾(Ha Long)

ハロン湾 Vịnh Hạ Long

浸食された奇岩が海に無数にそびえる絶景は、世界遺産に登録され数々の映画の舞台にもなりました。日帰りほか宿泊設備を備えたクルーズ船に乗り、ゆったりと湾を巡ります。途中島に立ち寄り、巨大鍾乳洞の見学や、船上では新鮮なシーフードやワインが味わえます。

Access: ハノイから車で約4時間

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▲ハロン湾(Ha Long)ライトアップされた巨大鍾乳洞

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▲ニンビン省チャンアン(Trang An)の川下り

ニンビン Ninh Bình

ハノイの南東にあるニンビン省は、「陸のハロン」と言われる奇岩&洞窟を巡る川下りや、のどかなベトナムの田園風景と、その自然に溶け込むように史跡が点在する、知る人ぞ知るベトナムの名所です。一帯の風景は「チャンアンの景観関連遺産」として世界遺産に登録されています。

年末、地球の歩き方でニンビン省から特派員が誕生したのがとてもうれしいニュースでした。これからはニンビンがより身近になるとワクワクしております!

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▲ニンビン省・もうひとつの川下りの名所タムコック(Tam Coc)

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タムコックから約2㎞ほどの寺院、ビックドン(碧洞寺)へ向かう道。木々に覆われた村の美しい風景に目を奪われ、車中で急いでシャッターを切りました。しかし粗いゴトゴト道、手振れとフロントガラス越しでピントがまるで合っていない写真ですが、思い出深い大切なショットです。その空気感だけでも味わっていただけたら幸いです。

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▲ニンビン省・ビックドン寺(Bích Động)の入口にて

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遥か上空の寺ハンムア寺(Hang Múa)から見渡すニンビンの風景。頂上までの道のりは厳しいですが、たどり着けば絶景。しばらく頂上に佇み、美しいニンビンの風景を存分に堪能しました。ヤギが列をなしてのどかに行進する姿が遠くに見え、思わず心が緩みました。ダイナミックさの中に癒しの風景が広がります。

Access: ハノイから車で約1時間半

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▲ニンビン(Ninh Bình)の田園風景

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▲ハノイ(Ha Noi)旧市街

ハノイ Hà Nội

そしてベトナムの首都ハノイ。ベトナム北部にある政治、文化の中心地となる大都市です。商業・経済・利便性がホーチミンに後れを取りながらも、古色蒼然とした情緒が随所に残る街です。桃の花で彩られる旧正月、ハスが満開になる6月から7月の湖、名所旧跡、戦争博物館、オートバイ、オートバイ、そしてオートバイ。決して美しいことばかりではない実生活の中にも温かさがあり、味わい深さを感じるハノイがとても好きです。

Access: 日本から直行便で約6時間、ホーチミンから飛行機で約2時間

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▲ハノイ(Ha Noi)

タイ湖エリアで咲くハスの収穫風景

ご紹介しきれなかった見どころがまだまだありますが、本日はここまでといたします。

2018年、ベトナムとのご縁が皆さまに訪れますように。そして、素敵な旅の思い出が次々更新されることを願います。

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https://news.arukikata.co.jp/column/?w=139

Photos & writing © Midori Nakagawa

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