イギリス電車 チケットの買い方・乗り方

公開日 : 2018年02月28日
最終更新 :

こんにちは! 昨日・今日はロンドンやギルフォード一帯では雪がぱらついていました。特に昨日の午前中は薄らと積もって、私の周りでは「雪降ったね!」と話題になったほど。こうしてぱらぱらとちらつく雪を見たのは今冬三度目です。(もしかしたら、振ってすぐ止んでみたいな雪はいままでに見逃していた可能性はあります)まだまだ冬だなという感じです。

そんな今日は、恐らくギルフォードに来るには欠かせない、電車(National Rail)のチケットの買い方(機械/窓口)・乗り方について書いていこうと思います。

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◆チケットの買い方:機械で買うには◆

すごく光ってしまっていますが(汗)、これが機械のスタート画面。撮ったのがギルフォードの駅の機械なので、値段がロンドンの機械で買う時と違っていますが、画面は同じような感じになります。

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ちなみに、機械によっては紙幣や貨幣での支払いができません。機械自体の上にも「Card Only」などの表記が出ていますが、画面にも書いてあるので、現金で支払いたい場合にはとくに注意ですね。「Coin」が貨幣、「Note」が紙幣、「Cash」が現金、「Card」がカード払いです。

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ということで支払い方法が大丈夫そうだったら、行き先を探すのに「A-Z destination finder」のボタンを押しましょう。よく使われる行き先だけはトップ画面に出ているのでそこから探すこともできます。押したあとの画面がこちら。

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行き先の駅名を入れると右側に候補が出てきます。ちなみにギルフォードからロンドンに行きたい場合は「London Terminal」になります。ロンドンからギルフォードにいらっしゃる場合には「Guildford」です。打ち間違えた場合には、「Delete All」が全消しで、「Delete last letter」が一字消し。

そして行き先を決定したところで、慣れないと少し難しいのが次のステップです。チケットの内容の調整です。

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チケットのタイプ。画面では「Anytime Day Single」となっています。これは、「どの時間帯でもOK・片道当日券」という意味。「往復券」「Off-Peak(通勤ラッシュ外割引)」にするには、ここで変えることができます。

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「One Way」は「Single」と同じで片道の意味。「Return」が往復です。その日のうちに帰ってくる場合には、やっぱり片道券2枚よりも往復券1枚のほうがお得ですね。それからどちらか選んで押すと、今度は「Super-Off-Peak」「Off-Peak」「Anytime」といったようなことが訊かれるかと思います。(ここはロンドンの券売機では少し違うようになっている可能性もあります。)

Off-Peakというのは通勤ラッシュを避ける時間帯のチケットになるので、これを選択すると「XX時~XX時にロンドンに着く電車、またはXX時~XX時にClapham Junctionに着く電車ではOff-Peakは使えません」といったような注意書きが出ます。その時間に従えば問題はないはずです。また、もし「時間帯を間違えてしまいOff-Peakのチケットを買ったが改札を通れなかった」ということがあっても、窓口に行けばOff-PeakからAnytimeへ追加料金を払うことで変更可能です。(私もいっかい、やったことがありました!)

補足で、Off-Peakは帰宅ラッシュの時間をさける必要もあるので、少しだけ注意です。

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また、その下、レイルカードの欄。これは、割引カードを持っている人は、ここを選択して選びます。(イギリスには「16-25 Railcard(1年間£30または3年間で£70で、電車の運賃が2/3になるカード。16歳から25歳までが取得可能)」等、いくつかレイルカードの種類があります。旅行の短期滞在者よりは長期滞在者向けのものかもしれません。)

特に所持している割引カードがなければ、ここはデフォルトの「No Railcard Selected」のままで大丈夫です。

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最後に人数を決定したら支払いになります。

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◆チケットの買い方:窓口で買うには◆ 

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しかしチケットを買うのに機械ではよく分からないし間違ったら不安......ということもあると思います。そんなときは窓口が安心かもしれませんね。私が最初にイギリスに来たとき、まったく英語が喋れなかったのですが、窓口でチケットを購入しました。

窓口で買うには、「行き先」と「片道か往復か」を言えば基本は大丈夫なはずです。ギルフォードまでの往復チケットを買う際には、「(Can I have) a return ticket to Guildford, please」で通じるはず。チケットオフィスのスタッフさんによっては、「15分後の電車からOff-Peakになるけれどそれまで待ちますか」みたいなことを丁寧に聞いてくれたりもします。

◆ロンドン・ウォータールーからギルフォードまで電車の乗り方◆ 

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プラットホームの多いウォータールー駅。全部一か所にまとまっているため迷子になりやすいとか複雑ということはないのですが、何番線からどこ行きの電車が出るかというのは毎回違うため、電光掲示板で確認する必要があります。そこで確認するのが「Fastest train to」の項目。ウォータールー駅だと、電光掲示板の右のほうになります。ウォータールーだけでなくて、それなりの大きさの駅ならだいたいこの「Fastest train to」の掲示板はあるかと思います。ギルフォード駅にもあります。

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駅名が五十音順に並んでいて、それぞれの駅まで行く一番はやい電車が表示されています。ここからギルフォード(Guildford)を探します。

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写真ではまだ何番線かが出ていませんね! 結構直前にならないと出ないということもたまにあるので、ゆっくり待ちましょう。プラットホームの番号が出たら、その番号のところまで行って改札をくぐり、電車にのります。

また、ギルフォード行きの電車では「Fastest train to」の掲示板に出ているよりも電車の前に出発するものでギルフォードを通るものもあります。そちらに乗ってもギルフォードには着きますが、ものによっては1時間半ほどかかることもあるので(急行のものだと35~40分程度で着きます!)、特に急いでいる場合にはご注意くださいね。電車でゆっくり過ごしたいという時にはありかもしれません。

以上、イギリスでの電車の乗り方、ロンドンからギルフォードへの行きかたでした!

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