ドイツの間欠泉を見に、Andernach(アンデルナッハ)に行こう!
間欠泉とは、一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のことで、世界的にはアイスランドやアメリカ合衆国のイエローストーンの間欠泉が有名なようです。日本にも小規模なものが温泉地にいくつかあるようですが、ドイツには割と大きな間欠泉がAndernach(アンデルナッハ)というところにあります。その高さは、何と最高60mにまでなるという間欠泉、少し足を延ばして観光してみてはいかがでしょうか。
1.Andernach(アンデルナッハ)ってどんなところ?
Andernach(アンデルナッハ)はボンから電車でコブレンツに行く際に、コブレンツの手前にある街です。電車で通ると独特な遺跡が見え、気になります。私たちも電車でコブレンツに行く途中この街を見て、観光してみることに決めました。ボンからは電車で片道30分程です。
Andernach(アンデルナッハ)の観光はかなりシンプル。名物は高さ60mにもなる間欠泉(ドイツ語ではGeysir(ガイザー)といいます、英語ではgeyser(ガイザー)なのでほぼ同じですね。)と、ライン川沿いに建つ古いクレーン「alter Krahnen」、独特の形をした塔「runder Turm」、教会の「Mariendom」、「Bollwerk」という名の城壁跡の5つです。観光しやすくて良いですね。
2.Andernach(アンデルナッハ)の街の様子
駅から街に歩いていくと、この日はお祭りだったのか、日曜にも関わらず屋台が立ち並び、お店も開いているところもあってかなりにぎやかでした。(ドイツでは閉店法があり、日曜日にお店が開いていることは稀です。)
小さな町に、動くのが一苦労なくらい人がぎっしり。すごいにぎわいようでした。この途中にある肉屋さんが、人気で、ソーセージを食べてみたらすごく美味しかったです。食べ応え満点の焼きブルスト、パンにはさんだものがたったの2€なのでお財布にも優しかったです。
人混みをかき分けてさらに進んで行くと、電車からも見えていた古い城壁が見えてきます。
城壁をくぐった先の街の広場には移動遊園地が来て普段ドイツの街では見ないようなにぎわいっぷりでした。(東南アジアのどこかの国に来たみたいな雰囲気です。)
にぎやかな街を背にさらに奥へと進んで行くと、右に独特な塔、左には可愛い教会が見えてきます。これも、電車から見えて気になっていたスポット。Andernach(アンデルナッハ)観光の名所の一つ、独特の形をした塔「runder Turm」と教会の「Mariendom」です。
教会の中も、割と装飾がキレイで良かったです。
今回は上りませんでしたが、塔には階段を使って上ることもできます。
小さな町ですが、それなりに街並みは可愛らしく所々に古ーい建物が残っていて、中々面白いです。
3.Andernach(アンデルナッハ)名物の間欠泉!
教会とは反対側の街の奥、進んで行くと川沿いにインフォメーションセンターが見えてきます。ここで、名物の間欠泉を見に行くための船のチケットを買うことができます。チケットの値段は大人一人15€。これには、インフォメーションセンターに併設されている間欠泉博物館の入場券も着いてきます。博物館は英語でも楽しめる作りになっていて、割と面白いですよ。まず、地下4000mの世界にエレベーターで降りて(実際にはエレベーターは上昇していて上の階に行っているだけです。)、そこで色々な展示を楽しみながら学ぶことができます。船の時間によって、先に博物館観光するか後にするかもフレキシブルに決められます。
出発時間は11:45(AM)、1:05(PM)、3:00(PM)、5:00(PM)の一日4回です。(2017年9月末時点の情報)
間欠泉までは船に乗ってたったの15分ですが、船では飲み物や食べ物が注文でき、とても優雅な作りになっています。
ここが間欠泉の吹き口。観光客が揃った時点で水が噴き出してきます。最初は小さいけれどどんどん高さは高くなって、あっという間に見上げるほどになります。空まで届きそう。
帰りの船からは、観光スポットの塔、教会、クレーンを一つの景色として楽しむことができます。
ちょっと珍しい古い建物と自然のパワーを感じられるのがAndernach(アンデルナッハ)の良いところなので、古い建物が好きな方や、自然が好きな方は訪れてみると良いかもしれません。
※情報は2017年9月末時点のものです。
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